オフショア養老保険の見積書の読み方 - 香港カラフルFP

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2014年7月1日 コラム

オフショア養老保険の見積書の読み方

オフショア養老保険で見られる一般的な見積書の読み方を見ていこうと思います。

オフショア養老保険の気になる5つのお金

まずは、一番気になるお金の部分を先に見ておきましょう。養老保険には次の5種類のお金があります。

Face Amount
額面金額
配当(クーポン)金額の算出基準となる金額で、保険料等でその金額が決められる。
Premium
保険料
保険契約者が保険者(保険会社)からの保障・給付に対して支払うお金
Cash Value
現金価値
保険契約者が保険契約を中途で解約した時に、保険会社から払い戻されるお金
Coupon
クーポン
保険契約終了までの期間にわたり、保険会社から保険契約者に支払われる配当(クーポン)。その金額は額面金額(Face Amount)の数パーセントと定められる。この例では額面の5%が配当金額(クーポン)となっています。
Death Benefit
死亡保障
保険金とも呼ばれるもので、被保険者が亡くなった際に保険会社から支払われるお金

オフショア養老保険の特徴:見積書サンプル

オフショア養老保険

上記の見積書サンプル例で見てみましょう。

この見積書では以下のようなプランとなっています。

加入時年齢 (Age) 35歳
性別 男性 (Male)
喫煙の有無 非喫煙者 (Non-smoker)
通貨
Currency
米ドル (United States Dollars)
基本額面金額
Basic Face Amount
36,413米ドル
支払保険料合計金額や死亡保障金額を表す金額ではなく、ただ、配当クーポンを算出する基礎金額となっています。
月額保険料
Initial Total Monthly Premium
500米ドル
契約後経過年数
End of Policy Year
契約時からの経過年数が記され、年数の経過に伴い、現金価値が増加し、配当(クーポン)が支払われることが分かります。
保険期間 契約後経過年数に記載されている「Age 65」「Age 100」の行は、被保険者が65歳、100歳の際の死亡保障金額と解約返戻金を表しています。通常は、100歳までをカバーする終身保険となっています。
保険料支払期間 20年払い
支払済保険料(Premium Paid)を見ると、年間保険料が6,000米ドルとなっています。1年で6,000米ドルづつ増え、20年目の120,000米ドルとなり、以降は増えず、保険料支払期間が20年であることが分かります。

オフショア養老保険の特徴:配当(クーポン) Coupon

一定金額の配当(クーポン)が保険期間にわたり、ずっと保険会社から受取ることが出来るのが、養老保険の特徴です。

Annual Coupon 年あたり配当クーポン

配当金額(クーポン Coupon)は額面金額 (Basic Face Amount)の一定のパーセント金額となっています。上記例では、額面金額 36,413米ドルが設定されており、その5%である1,821米ドルが毎年保険会社から支払われます。その金額は「Annual Coupon」(年あたり配当クーポン金額)の欄で、契約2年目から100歳まで受取ることが出来るのを確認出来ます。

また、このプラン例では、保険契約10年目、20年目、30年目は特別クーポンとして、額面金額の10%を受取ることが出来ます。

「Guaranteed」の表示があるように、この金額での配当クーポンの支払いは確定しています。保険会社の運用結果の良否に関わらず、この金額で支払われます。

Accumulated Annual Coupon 年あたり配当クーポンの累計

毎年支払われる配当クーポンはそのまま取り崩すことが出来ます。また、そのまま保険会社に預けて、保険会社にその運用を任せておくことも出来ます。「Accumulated Annual Coupon」の欄には各年度末までに支払われる配当クーポン金額の累計額と保険会社の運用による利息も加わり、配当クーポン金額とその利息額の合計となっています。この例では、年利4%での運用例となっています。

配当クーポン部分は確定金額ですが、保険会社の運用による利息部分は非確定です。ですので、保険会社の運用実績により、この合計額は変動します。

オフショア養老保険の特徴:解約返戻金

オフショア養老保険では、配当クーポン Coupon の他に、解約時に受取れる解約返戻金も契約年数が経つ毎に、増えていきます。

この例では、「Cash Value」現金価値と「Terminal Dividend」解約配当が保険契約解約時に支払われる解約返戻金に該当するものです。

「Cash Value」現金価値は “Guaranteed” (保証)の表記があり、この金額が確定であることが分かります。

一方、「Terminal Dividend」解約配当は非保証ですので、保険会社の運用次第で金額が変動します。

そして、保険契約解約時に受取れる解約返戻金としては、「Total Living Benefit」に記載の金額となります。「Total Living Benefit」は、上記の「Cash Value」現金価値と「Terminal Dividend」解約配当、そして、引出されずに残っている「Accumulated Annual Coupon」年あたり配当クーポンの累計 を合計した金額となります。

解約返戻金(Total Living Benefit)と支払済保険料(Premium Paid)の金額を見比べると、保険契約17年経過後で、解約返戻金が107,338米ドル、支払済保険料が102,000米ドルと、解約返戻金が支払済保険料を上回り、損益分岐を超えていることが分かります。

オフショア養老保険の特徴:死亡保障 Death Benefit

もし、被保険者が死亡した場合は、解約返戻金の代わりに、死亡保険金が支払われます。

上記例では、支払済保険料(Premium Paid)から受取配当クーポン(Coupon)を控除した金額と、確定現金価値(Cash Value)のどちらか大きい金額に、解約配当(Terminal Dividend)を足した金額の101%となっています。

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