グローバル市場 - 香港カラフルFP

グローバル市場

グローバル金融市場の統合により、香港はその取引や投資パートナーによって影響を大きく受ける参加者の一つとなりました。香港経済に影響を与える要素を見て行くと、米国と中国との関係と相互作用について考えることを重要であることが分かります。

中国経済

中国は、香港経済と金融市場において、キーとなる役割を果たしています。中国との近接さから、香港は中国と貿易を行う上で、理想的な状況にあります。長年にわたり、中国における海外投資の玄関口として、金融、管理や技術的な専門性を香港は提供してきました。

2001年のWTOへの加盟により、世界的な貿易と資本の流れへとより大きく開放することになる、中国の更なる経済成長の舞台を迎えました。2004年にCEPA(香港経済連携緊密化協定)が開始され、香港は中国市場にアクセスできるという、追加的かつ独占的なメリットを享受できることとなりました。

米国経済の香港に対する影響

米国は香港にとって最大の貿易かつ投資パートナーの一つです。2008年では、米国への輸出が国内輸出の20.8%を占め、中国が2番でした。直接投資の面では、一年で17億米ドルを香港に投資していました。

そして更に、通貨ボード制により、香港ドルは米ドルにリンクされています。結果として、香港における利率は米国の利率に追随して動きがちになります。このような理由で、米国経済は香港経済に直接的な影響をもつのです。

地域的な影響

香港経済に対するグローバル金融市場の影響を考える上で、地域的な影響といった見方を忘れることは出来ない。香港はアジアにおいて先進的な経済エリアの一つであり、アジア市場に興味を持つ国際的なファンドマネージャーはその投資の中から多くを香港に割り当てるでしょう。その結果として、地域経済と通貨が不安定になれば、この地域から、香港からの資本流出ということになるでしょう。分かり易い例としては1997年のアジア通貨危機で、タイバーツの下落をきっかけにしたものでしたが、香港ドルも投機筋により大きく攻撃を受けました。