中国の連休効果が減少 マカオカジノ株に輝きは褪せたか? - 香港カラフルFP

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中国の連休効果が減少 マカオカジノ株に輝きは褪せたか?

中国の5月の連休効果が色褪せている。香港を訪れた中国国内からの旅行客が前年比で1.7%下落した他、マカオもその輝きを同様に失ってきている。中国の北京中央政府による、近年の反不正汚職キャンペーンを経て、五月の中国の連休になり、人の数は多いが、昨年に比べると劣っていると、とあるカジノ経営者は語っている。

中国国内の五月の連休は以前より短縮され、3日となっている。また、北京中央政府による反腐敗運動も重なり、中国国内からの旅行客がマカオへ行く魅力が既に下がっている。マカオの中心部にあるお店では、今年の中国の連休における旅客数は予想よりも少なく、売上が下降している。マカオのカジノに至っては、昨年には及ばないものとなっている。先月末にはカジノ投資にまつわる詐欺事件があったが、連休期間におけるVIPカジノの来客数はまだ多く、ビジネスにはまだ明らかな影響は出ていない。

昨年より劣る客数と営業額

この他、マカオのあるカジノオーナーが中国本土を訪れ、カジノの名を騙り、偽の資本参加を募り、100億人民元を集めるという詐欺事件が先月末に明るみになった。今回の事件ではまだカジノに損失は出ていないが、カジノ経営者はマカオカジノ業に影響を与えないかどうか心配している。

マカオカジノ事業における収入の3分の2は、VIPカジノ収入を支えるジャンケットと呼ばれる仲介送客業者によるものである。ウォールストリートジャーナルの報道によると、昨年のマカオにおけるカジノ事業全体の収入は450億米ドルとなっている。ジャンケットの収入だけを見ると既に300億米ドルに達しており、全体の60%を占めている。マカオの4月のカジノ収入は313.2億マカオパタカであり、前年比で10%増加している。

マカオ当局の資料によると、第1四半期におけるVIPカジノにおけるバカラで650.62億パタカの収入があり、前年比で12.5%増となっている。2008年から2013年まで、マカオのVIPカジノにおける収入は常に増加となっている。しかし、毎年の増加の中で、今年は変化が起きている。100億人民元を集めたカジノホールオーナーの事件は投資家にカジノに対する信頼を揺らがし、今後の投資意欲に影響を与え、資金ショートを招くかもしれない。

マカオカジノ株においては、先月末のカジノホール事件に引っ張られ、下げを記録した。その内、VIPカジノの運営を主要とする海王集団(0070)が先週8.3%下落し、次に銀河娯楽(0027 ギャラクシー)が7%下落、先週で時価総額が203億香港ドル蒸発したことになる。しかし、もっとも金額的に大きいのは先週6%下落し、時価総額294億香港ドルを失った金沙中国(1928 サンズ)である。

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