優勢なマーケットが多く アジア株に勝る敵なし - 香港カラフルFP

Home »  マーケット・ニュース »  優勢なマーケットが多く アジア株に勝る敵なし

優勢なマーケットが多く アジア株に勝る敵なし

アジア株式は2010年中頃から、そのパフォーマンスが先進国よりも劣るものであった。しかし、アジアは世界でもっとも活力溢れる地域となっている。アジア内の株式市場は株価水準が魅力的であり、世界経済の成長が改善し、多くの国において改革が行われている。加えて、投資家がアジア株式を保有する量が著しく少なく、アジア株式市場は中期的に良いパフォーマンスを保つことが出来る。

歴史的な水準やその他の先進国と比べてみても、アジア株式市場は現在の株価水準が安い水準にある。ブラックロックとトムソンロイターによる昨年10月末までの資料によると、日本を除くアジア株式市場の株価水準は先進国市場よりも明らかに割引かれたものとなっている。ブルームバーグの今年3月迄のデータによっても見られ、MSCIアジア太平洋地区(日本以外)指数の株価収益率(PER)はまだ過去10年の平均値よりも低いものとなっている。

アジア経済 5.5%の経済成長を予測

マクロ経済麺からの分析では、アジア全体として良い状況にある。アメリカは早々に金融緩和政策を縮小するが、これは世界経済が徐々に好転していることを反映している。過去の経験からすると、先進国全体の経済環境が改善し、それに追随して、その恩恵を受けることとなる。

最も先進国であるアメリカの経済が回復し、輸出主導型のアジア国々の対外貿易を促進することとなる。

先進国などの地域の外部需要の改善、労働力市場と貸出しの強い伸びがアジア経済の成長の主要な原動力であることを国際通貨基金(IMF)も指摘している。アジア全体の国内総生産(GDP)の成長は2014年から2015年において、5.5%になると予測されている。

世界経済が改善するに伴い、需要も徐々に上がって来ており、アジア企業の設備利用率も長期的な平均水準に回復上昇する機会があると予測されている。企業利益もそれに伴い上昇し、アジア株式市場にとって、助けとなると見られている。

この他、中国とインドなどの多くのアジアの国々で積極的に改革が押し進められており、アジア地域が新しい高成長サイクルに入るのを支えると予想される。これもアジア域内の株式市場に中期的な見通しに期待を持たせている。

実際に、これらの改革は短期的に市場に変動をもたらし、長期的には経済成長の質を改善し、最終的に株式市場が高い株価の評価を得ることになり、魅力的な構造的成長チャンスを提供することとなる。

中国とインドが成長の牽引役

アジアの各国で改革が行われる中で、中国は昨年の第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)終了後に発表した全面的改革案が最も注目された。もし、中国がこの改革を成し遂げれば、資本構造の改善を行うことが出来、リターンが更に良いプロジェクトに資金を導くことが出来る。また、民間企業に更に多くの機会を作ることが出来、同時に国営企業における運営効率の引上げを押し進めることが出来る。消費者も市場競争とイノベーションから恩恵を得ることができる。

この他、投資家が保有するアジア株式の比重は低くなっており、これがアジア株式市場を押し上げるもう一つの潜在要素となっている。投資家の意識がアジア経済とアジア企業の見通しが改善と見られれば、資金は戻って来るであろう。

世界で上場されている上場取引型金融商品(ETP)に対してブラックロックが行った統計によると、新興国市場の株式上場取引型金融商品は今年4月で既に資金が純流入している。その内、インドと中国株式ETPへ流入した純資金は7億米ドルと3億米ドルとなった。

中国とインドはアジア域内で最も良いと思われる株式市場であり、両国ともに改革という要素を持っている。中国株式の株価水準は相対的に安くなっている。業界再編と改革において多くの機会がある。一方、インドは総選挙後にインフラの発展が加速すると期待されており、景気サイクル型産業に好材料になると思われる。

香港カラフルFP
さあ、自分年金をはじめよう!
今日から始める海外投資講座