東南アジアファンドへの投資 ピンチの中にチャンス有り - 香港カラフルFP

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東南アジアファンドへの投資 ピンチの中にチャンス有り

ベトナムでは中国排斥運動が先週発生した後、タイでは軍事政権が戒厳令を発令、東南アジアの投資マーケットには再び暗雲が立ち始めた。しかし、ピンチの時こそ、チャンスがあるもので、高いリスクを受容出来る投資家にとっては、インドネシア、タイなどの東南アジアファンドを低い価格で、段階的に買い入れ、今後の反発に賭けることが出来る。

昨年の東南アジアの通貨は持続して値を落とし、資金がこれらの地域などから流出した。過去1年でMSCI世界指数は11%上昇したが、同期間のMSCI東南アジア指数は9.21%下落した。東南アジアの各市場を見てみると、マレーシアは比較的良く、過去1年のMSCIマレーシア指数は4.55%上昇した。一方、MSCIインドネシア指数は6.67%下落、MSCIタイ指数は12.84%の下落であった。

資金が戻り、好パフォーマンスをあげる

インドネシア・ルピーが年初から米ドルに対して約6%上昇回復するなど、今年初めから東南アジアの通貨が回復、安定し、一部の資金が東南アジア市場に戻り始めた。年初からでMSCI世界指数は僅か1.49%の上昇だったが、同期間のMSCI東南アジア指数は8.89%上昇、MSCIタイ指数は8.35%上昇、MSCIインドネシア指数は更に大きく16.93%の上昇だった。

資金が再び東南アジアに戻ってきた主要な要因は、東南アジアの経済がまだ成長を維持していることにある。国際通貨基金(IMF)の4月度のレポートでは、2014年の全世界の経済成長が3.6%、2015年が3.9%であると予想されている。また、東南アジアの5大地域であるインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイとベトナムの2014年の平均経済成長は4.9%、2015年は5.4%の成長と予測されている。一方、2014年の中国の経済成長は7.5%、2015年は7.3%と予想され、今年の東南アジアの成長は中国よりも低いと見られている。しかし、依然と世界的には高成長の地域であり、2015年に中国の経済成長がさらに鈍化すれば、東南アジアの成長が更に加速すると予測される。

リスクが高く リスク選好投資家に相応しい

留意すべき点は、上記の予測が最近発生したベトナムにおける中国排斥デモやタイの軍事政権による戒厳令発令といった政治要因を考慮したものではないことだ。両地の緊張した情勢はまだ続いており、これらの事件が両地の経済に与える影響を予測することは暫く難しい。しかし、東南アジアにおける政局の緊張は新しいことではなく、タイを例にとると、2010年にも暴動が発生している。過去5年のMSCIタイ指数の上昇は1.08倍で、短期的な情勢の緊張が、長期的な経済成長に影響を与えないことを示している。

もし、東南アジアの中長期的な経済成長が見通しが良いと見る投資家は、下げ圧力を受けている現時点を機に、低くなった価格で関連資産を買い入れ、これらのマーケットが関連ニュースを消化した後に反発することを待つこととなります。もし、市場の反発を期待するのであれば、東南アジアの各マーケットの内、下げ幅が比較して大きかったインドネシアやタイ市場は期待する価値が最も価値がある。しかし、これらのマーケットは変動が大きく、投資リスクが高いものとなっています。この高リスクを甘受出来る投資家にのみ適した投資と言えます。月ごとの積立投資といった方式で投資を行うことで、このマーケットリスクを低減することが出来ます。

株価においては、タイ株式市場の予想株価収益率(PER)は約12倍で、インドネシアの予想株価収益率の15倍に比べて、安いものとなっている。政治要素を比較すると、インドネシアが比較して良く、タイの政治紛争がいつになると解決できるのかを予想するのは難しい。一方、インドネシアはちょうど4月に国会選挙が終了し、反対派が勝利した。市場はインドネシア経済と民生政策改革の助けになるとマーケットでは見ている。同時に、7月に行われる大統領選についても楽観的にみている。

インドネシアかタイ市場に投資するにあたり、マーケットにあるインドネシアとタイの株式投資ファンドを通して投資を行うことが出来る。過去1年のインドネシア株式ファンドは平均して17.09%下落で、今年は27.55%の回復上昇だった。一方、タイ株式ファンドは過去1年で平均16.27%下落し、今年は11.85%を既に回復上昇している。

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