失業データが予測よりも悪く アメリカ株上昇にブレーキ - 香港カラフルFP

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失業データが予測よりも悪く アメリカ株上昇にブレーキ

アメリカ株式は昨日前半は安定した推移し、5月の製造業データが力強いものであり、中古住宅販売数も今年初の上昇を記録したが、先週の失業保険申請者数が予想外に増加しており、マーケットの上昇を阻んだ。ダウ・ジョーンズ工業平均は10ポイント高の16543ポイントの終値となっている。

アメリカ製造業と中古住宅データが好調

アメリカ製造業の最新業績データが好ましいものとなり、マーケット上昇の主要な要因となった。調査会社Markit社発表の5月度のアメリカ製造業購買担当者指数(PMI)速報値は顕著な上昇を見せ、56.2ポイントだった。これは予測値や前回値よりも高いものとなった。これは主に新規注文の強い伸びによるものであり、今後数ヶ月の製造業活動が持続して強いことを示している。

この他、4月度の中古住宅販売データも増加、465万軒となり、前月比1.3%上昇した。主に温暖になった天候、供給量の増加、住宅価格の穏やかな上昇、労働市場の改善による銀行融資の促進という点により、住宅市場が着実に回復している。

しかし、アメリカの先週の失業保険申請件数は32.6万人と、予測の31万人よりも多く、アメリカ労働市場の安定した増加にはまだしばらくの時間を要することを反映しており、マーケットの上昇を阻むものとなった。

ダウ・ジョーンズ工業平均は前半は安定して推移、終値は10ポイント高の16543ポイントとなった。HSBC(0005)の米国預託証券ADRは終値80.58香港ドルと、香港市場終値より0.12香港ドル安となった。中国移動チャイナモバイル(0941)ADRは76.64香港ドルで、香港市場よりも1.36香港ドル安となった。

ヨーロッパ株式市場も全般的に安定しており、ドイツ・DAX指数は0.32%高の9728.84ポイント、フランス・CAC指数は0.26%高の4480.62ポイント、イギリス・FT100指数は6820.56ポイントという終値だった。

ニューヨーク金価格は0.5%上昇

インドで金の輸入規制が緩和されたといった良いニュースの刺激を受け、ニューヨーク金価格は高く退け、終値が7米ドル近く上昇した。ニューヨーク商品取引所では、6月度の金先物が前取引日よりも6.9米ドル上昇、終値1オンス1295米ドルとなり、0.54%の上昇だった。

ハンセン指数は好調 ガス銘柄が牽引

香港株式市場では、HSBC発表の中国製造業購買担当者指数(PMI)の5月速報値が5ヶ月ぶりの高値をつけ、香港株式市場を23000ポイントの大台に突破させた。しかし、その後上昇幅が縮小し、1日では117ポイント高の22953ポイントの終値となった。

中国とロシア間の天然ガス協議の影響を受け、ガス銘柄が昨日は大幅上昇した。昆侖能源(00135)がブルーチップの牽引役となり4%近い上昇、北京控股(0392)も7%上昇した。

パイプ設備株も上昇、勝利管道(1080)が24%の急騰、珠江鋼管(1938)、天大石油管材(0839)は約14%の上昇となった。

この他、中国国務院が節水給水建設プロジェクトを計画、早く実施するとのことで、国家発展改革委員会が80の奨励社会投資インフラプロジェクトを発表した。新エネルギー、水道、風力電力、太陽光発電銘柄株式に追い風となるもので、桑徳国際(0967 サウンドグローバル)、コムテックソーラーシステム(0712)、高速伝動設備(0658 ハイスピードトランス)などが6%から9%の上昇となった。

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