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程よい利率のアジア債券で安定したリターンを得る

ここ数年の世界株式市場では変動が続いており、資金の一部はアジアの債券マーケットに流入することを選択している。アジア経済の先行きは欧米市場よりも良く、アジア債券の価格はまだ上昇余地があり、アジア債券ファンドへの投資は安定したリターンを得れる選択肢となろう。

株式市場には変動がある中、債券のリスクは相対的に低いものであり、利率も銀行よりも魅力的なものとなっており、安定した投資を行う際の選択肢の一つとなっている。安定した収益を生み出す債券は今年も魅力ある投資先であり、特にアジア債券市場はファンダメンタルが良好となっている。

まだ逼迫していない企業財務

しかし、最近の中国経済の成長は減速しており、加えて、タイの不穏な政局、ベトナムの対中国争議などがあり、マーケットをアジア債券に対して一定の警戒心を持たせることとなった。世界のバランスシートの基本要素が悪化する状況であっても、企業の財務状態が逼迫しているという認識は僅か26%のアナリストしかしていない、というレポートが示されている。

アジアの信用貸出の基調は先進国よりも弱いものだが、アジア市場の価値が関連するリスクに対する一定の補償を行っていると言える。また、レポートによると、中国は企業財務が悪化している主要な地域であり、中国政府が流動性に対して強いサポートをしており、信用危機は起きないと見ている。

実際に、アジア地域における経済成長スピードは欧米よりもまだ高い。国際通貨基金(IMF)の予測では、2014年の世界経済の成長は3.6%に達すると見られ、アメリカは2.8%、ユーロ圏は1.2%、新興国と発展途上国のアジア地区は6.7%の成長と予想されている。アジア経済の成長が続く中で、多くの社債が魅力的なイールド(利回り)となっている。

上昇潜在力あるアジア債券

もちろん、現在のアジア債券は欧米の債券に比べて投資適格クラスのものが少ない。その理由の一つは、発行地である国・地域のカントリーリスク等の格付の制限を受けることである。国債の格付であれ、社債の格付であれ、発行地である国・地域の格付評価の影響を受ける。しかし、アジア地域の経済が持続して成長するに伴い、その国・地域自体の格付も上昇し、アジア債券自体の格付も改善されるだろう。その意味では、アジア債券の価格にはまだ上昇する潜在力を備えていると言えるだろう。

この他、アジア債券への投資は、欧米債券と比べて、政治リスクが高いことに注意する必要がある。政情が不安定であると、通貨の為替裏s区も高くなる。もし、ファンドを通して、アジア債券に投資出来るのであれば、アジア債券の中で分散投資でき、関連リスクを低減することが出来る。

モーニングスターによると、アジア債券ファンドの年初来リターンは約3.68%となっている。中程度のリスクを取れる投資家であれば、投資ポートフォリオ内にアジア債券を入れることを考慮し、一定のリターンを確保しても良いかもしれない。

イールドとは?

多くの債券ファンドではセカンダリーマーケットにて既に発行された債券を売買している。債券価格の騰落により価格差を稼ぎ、債券のイールドは債券ファンドのリターンに影響する。もし、投資家が債券を満期日まで保有すれば、セカンダリーマーケットで購入した債券価格と額面価格などから計算を行い、年率で計算したリターンとしたものがイールドである。

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