上場投資信託(ETF)を理解して、上手く活用し、理想な投資を実現しよう - 香港カラフルFP

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上場投資信託(ETF)を理解して、上手く活用し、理想な投資を実現しよう

上場投資信託(ETF)はパッシブ運用の指数連動の投資商品になるが、ETFに投資を行うにあたっては、アクティブに銘柄を選択し、積極的な投資戦略と取引を行うことが出来る。リスクのコントロールする他に、ETFの売買では柔軟性があり、異なるエリアにおけるマーケットのチャンスを捉えることが出来、低いコストでリターンを得ることが出来る。

上場投資信託(ETF)とインデックスファンドは同様に、特定の指数を追随することに特化し、その制限により、その値動きは関連づけられた指数の動きと類似したものとなる。これらの長所は、ファンドマネージャーが費用と時間を使って、組み入れる株式銘柄を選択する必要がないことです。この為、アクティブ運用のファンドに比べて管理費が低く押さえることが出来ます。また、関連づけられた指数を構成する株式銘柄数は最低数十銘柄から上は千銘柄までと色々ですが、投資家はひとつのETFを買い入れるだけで、対象国家や産業全体に対して投資出来ることになり、投資リスクの分散を行うことが出来るようになります。

これと同時に、上場投資信託(ETF)は証券取引所に上場しており、株式売買と同じように、柔軟性がある特徴があります。取引時間内であれば、いつでも売買を行うことが出来、取引価格も常に見積もられています。また、長期投資として保有することも出来、また、市況に応じて積極的に取引を行う投資家にも適しており、投資戦略において、アクティブな一面も持っています。

債券市場や海外株式市場に間接投資

この他に、上場投資信託(ETF)が関連づけられる指数は、異なる地域や業界、資産クラス、本国の株式から海外株式、人民元建債券といった異なる種類の資産種別などもカバーすることが出来、個人投資家では一般的には参加するのが難しい債券市場や海外株式市場に参加することが出来ます。

先だって、インドにおける選挙が株式市場を刺激、最高値を記録したのを例に取りますと、5月23日までの2週間(16日の選挙日の前後1週間づつ)で、スタンダード・アンド・プアーズのインド・ムンバイ指数が7.39%上昇しました。香港の個人投資家でも香港で上場のインド株式指数ETFの売買を通して、すぐにインド株式を取引するだけではなく、株式市場全体の上昇の恩恵を受けることが出来、且つ、そのコストは同類のファンドに投資するよりも低いものとすることが出来ました。

世界有数の資産運用会社であるブラックロックが昨年行った調査によると、香港の投資家は自身の投資に於ける見通しは楽観的であると見ている。また、調査対象の約43%は自身をアクティブな投資家と見ており、これは世界的な投資家平均の二倍であった。投資家がおしなべて積極的で、且つ、楽観的であり、これは香港における上場投資信託(ETF)の発展にとって良い足支えとなる。しかし、個人投資家のETFに対する認識と利用度はそうはいかず、ETFといった新しい種類の金融商品は香港において僅か15年の歴史しかない。

アメリカにおける上場投資信託(ETF)市場の発展は世界でも最も成熟したものであり、現在の市場参加者の中で、個人投資家と機関投資家が半々となっていると見られる。アジア地域のETF市場においては、発展の初期段階であり、主に機関投資家が市場を率いている。

投資家の参加度の向上が待たれる

昨年末に500名あまりの香港の投資家に対して行われた調査によると、たった約42%だけが上場投資信託(ETF)に対する認識があるだけだった。6ヶ月以内にETFに投資を行ったのは僅か12%だけと、ミューチュアルファンドやユニットトラストへの投資家とほぼ同様の結果となった。ETFへの投資を行ってない投資家の60%は、ETFの商品内容について詳しくないことをその理由に挙げた。

更に多くの個人投資家をETF市場への参加へと導くには、ETFに関する教育を投資家に対して行う必要があると思われ、ETFを提供する企業がその中で重要な役割を果たす必要があると見られる。投資家においても、積極的に商品開拓を行い、異なるプラットフォームにてETFやその他の新しい金融商品に対する理解を広め、チャンスをものにし、理想的な投資を実践していきたい。

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