上場投資信託(ETF)の積立投資でアジア経済回復の波を捉える - 香港カラフルFP

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上場投資信託(ETF)の積立投資でアジア経済回復の波を捉える

アメリカ経済の回復に引き続き、マーケットは来年グローバル経済が上昇路線に乗ることを望んでおり、特にアジア市場に対して思われている。次のアジア地区経済の上昇サイクルを捉えるには、長期的投資の出番となる。もし、投資ファンドの業績に対するリサーチの時間がない場合、アジア市場の動きを追随するETF 上場投資信託への投資を選択肢としても良いでしょう。

グローバル経済が成長サイクルに入り、市場ではアジア市場の成長幅が欧米地区の成長幅よりも大きいと予想しており、投資ファンドであるバンガード社(Vanguard)アジア地区担当者によると、今年の中国の経済成長は7%から8%であり、アメリカの経済成長は約1.5%から2.5%と予想されている。

留意すべき点は、この動きは今後10年に渡り持続する可能性が大きく、人口も多い中国とインドでは内需も見込め、アジア地区の経済を引率する2大リーダーであり続けるだろう。ファンド関係者では、今後数年のアジア地区の経済は欧米経済よりも良く、成長速度も速く、今はアジア地区に長期投資を行い、アジア地区経済が上昇するサイクルを捉えるべきだという。

ETF上場投資信託への投資でリスク分散、売買も簡単

香港では多くの投資家が投資ファンドを通してアジア・マーケットに投資を行うことが出来るが、投資ファンドからのリターンはマーケットと同じとは言えず、ファンドマネージャーの功績がどのようなものかを見ないといけない。マーケット自体が良いと思うのであれば、ファンドマネージャーの良否を気にすること無く、株式市場の動きを追随するETF上場投資信託に投資することを選択しても良い。

ETF上場投資信託とは、マーケットのインデックス指数の動きを追随するように、株式等の有価証券や資産を集めたもので、投資家が特定マーケットや特定資産、特定の産業に投資することが出来る。株式1銘柄に投資するのではなく、インデックス指数ファンドと、追随対象としている指数の仕組みはかなり類似しており、分散投資を行う機能を兼ね備えている。

異なる点は、ETF上場投資信託はインデックスファンドには無い優れた点があることだ。その中に、売買方式がある。ETF上場投資信託の売買方式は柔軟である。一般的な株式のように上場している証券取引所で売買でき、価格についても、取引時間内ではすぐ取引価格を知ることが出来、ファンドよりも価格に関する透明度が高いものとなっている。

成熟市場のETF上場投資信託よりも大きい価格変動

ETF上場投資信託の手数料は、伝統的な投資信託よりも低く、低い投資コストを実現することが出来、リターンを手数料で食いつぶされることを避けることができる。ETF上場投資信託の手数料が投資ファンドよりも低いのはETF上場投資信託ではインデックスファンドのように販売手数料を支払う必要がなく、一般的なETF上場投資信託のファンド経費率(FER: Fund Expense Ratio)が1%と低く、管理費も低くなる。

香港において、アジアのインデックス指数を追随するETF上場投資信託はかなりある。しかし、中国とインドなどの新興国市場においては、成熟市場よりも価格変動が大きく、もし、長期投資を行うのであれば、毎月の積立を行い、投資時期のリスクを低くするか、両地のマーケットにて調整がある時に低い価格で購入することを行いたい。

しかし、ETF上場投資信託のパフォーマンスはマーケットとペースを同じにしており、アクティブファンドのように相場に勝つ機会を持つことは出来ない。参考までにモーニングスターアジアのデータによると、年初来の日本株式を含まない株式ファンドの平均リターンは5.14%で、中でも良いパフォーマンスのファンドは、HSBCアジア小型企業株式ファンド(日本を除く)で、15.05%のリターンだった。

ETF上場投資信託名称 年初来リターン(%) 年リターン(%)
db x-trackers MSCI AC ASIA EX JAPAN HIGH DVD YIELD INDEX UCITS ETF
日本を除くアジア全企業を対象とした高配当利回りインデックス
+6.11 +9.69
db x-trackers MSCI EM ASIA INDEX UCITS ETF
アジア新興市場インデックス
+4.92 +12.87
iShares MSCI Emerging Asia Index ETF
アジア新興市場インデックス
+6.12 +14.19
iShares MSCI Asia APEX 50 Index ETF
日本を除くアジアの50大銘柄を対象としたインデックス

+4.42 +16.79
iShares MSCI Asia APEX Small Cap Index ETF
日本を除くアジアの小型銘柄を対象としたインデックス

+2.11 +6.30
iShares MSCI Asia APEX Mid Cap Index ETF
日本を除くアジアの中型銘柄を対象としたインデックス

+1.11 +10.39

(データ:2014年6月17日現在)

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