店舗賃料の低下と新ブランド展開を強化。小売業は新天地へ突入。 - 香港カラフルFP

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店舗賃料の低下と新ブランド展開を強化。小売業は新天地へ突入。

アパレル小売業のBossini(592 ボッシーニ)は先日増益予想を公表、bauhaus(483 バウハウス)と六福(590)も好業績を発表した。香港小売業が近年店舗戦略を調整、慎重な出店計画をしており、これが徐々に成果を見せ始めている。また、新ブランド開発と製品デザイン強化に加え、店舗賃料が低下する可能性により、来期の利益は増加を継続すると見られ、優良小売株銘柄を買い集め、好機を待つことも出来る。

BOSSINI(ボッシーニ)は6月末までで通期利益を昨年度より大きく上回ると予想されており、その主要な理由は、中国と台湾における業績が著しく改善していることによる。昨年12月までの中期業績発表によると、中国・台湾における事業の損失が縮小し、純利益が1.2倍増加し、7452.3億香港ドルの黒字となった。香港における小売り事業は過去最高の販売額となり、売上高は11%増加した。中国・台湾事業の改善は業績の良くない店舗の閉鎖を主な要因としている。

BOSSINI(ボッシーニ)の他、近年業績の良いbauhaus(バウハウス)も同様の問題に直面したことがあり、中国国内市場の発展スピードが速く、一度は利益が急上昇した。しかし、その後、中国国内の小売市場が下向きに直面した。また、消費習慣が実店舗からネットでの購入に移ってきており、中国国内事業が全体の業績の足を引っ張っていた。

I.Tは賃料低下で勝ち組に。

香港における賃料相場の上昇が継続し、香港小売業株式銘柄は冷え込んだものとなっていた。しかし、先頃、BOSSINI(ボッシーニ)やbauhaus(バウハウス)、I.T(999)などの小売業銘柄が積極的に香港・中国とその他市場の店舗政策を見直し、店舗数を削減、業績も改善している。I.Tを例にとると、店舗の見直し後に、今年2月末までの年度で、純利益は上半期の76.6%後退から、僅か27.1%改善、粗利率は僅かに1.1%上昇し、59.9%となった。

香港の小売業株式銘柄のほとんどにおいて、家賃支出が収入に占める割合は既に約2割に低下してきており、ジョルダーノ(709)で20.9%、ササ(178)で10.1%、周大福(1929)で更に低く5.4%となっている。近頃は香港で店舗賃料の低下圧力もあり、香港の小売業は一層楽になると思われる。目下で利益が賃料の影響を比較的受けているI.Tは、現状に反して、賃料が低下する状況下では勝ち組となると考えられる。もし、香港の賃料が10%下落すれば、I.Tの税前利益は24%上昇すると思われる。

bauhaus(バウハウス)はSALAD次第

賃料等のコストを抑制することの他、香港の小売業銘柄は利益増加の戦略を追究しており、自社ブランドのデザインもその一つだ。bauhaus(バウハウス)はこれを打破に成功し、bauhausやSALADやTOUCHなどのデザインの他、同時に広告宣伝を行い、手袋ブランドであるSALADでは持続してテレビ広告と販売活動の攻勢をかけ、販売を強化し、増益要因の一つとしている。今年3月末の通期で、営業金額は10.3%上昇し、14.14億円となり、純利益が26%増加、1.25億香港ドルの黒字となった。売上粗利率は64.1%から63.7%に僅かに下降し、香港・マカオ地区での売上げは21%増であった。

周大福では、新ブランドの展開が利益を増加しており、1.5億米ドルでダイヤモンドブランドのHearts On Fireを購入し、新事業が将来の利益を呼び込むと見られている。周大福の中国国内市場において、宝石販売収入は2015年の財務年度において2桁成長を遂げると見られており、ポジティブの評価を得ており、目標価格は13.5となっている。

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