好調な電力株に支えられ、香港株は62ポイント上昇 - 香港カラフルFP

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好調な電力株に支えられ、香港株は62ポイント上昇

香港株式市場は先日350ポイントも下落した後、昨日は62ポイントの小幅に反発し、23238ポイントとなった。電力株が新たな優遇策のニュースを受け、おしなべて上昇した。中国国内銀行株にはあまり動きはなく、マネーロンダリング疑惑があがった中国銀行(3988)は株価が1%近く落ち込んだ。分析によると、香港株式は近頃足場にあり、来週の米国の経済データと中国の通貨政策の発表が待たれる。

米国連邦準備制度理事会(FRB)における会議では、量的緩和の終了と、利上げを近々に行うことは現時点では示さず、米国株式の主要3指数であるダウ工業株30種、ナスダック総合、S&P総合500種は反発した。香港ハンセン指数もその反発相場を追いかけ、23281ポイントの高値をつけるマーケット開始となった。その後、反落し、上昇幅を狭め、23238ポイントとなり、0.27%の上昇となり、ハンセン中国企業指数(HSCEI)は10368ポイント、0.26%増となった。香港市場の出来高は再び500億香港ドルを下回り、476.12億香港ドルとなった。

中国国内のメディアにより、新しい電力体制改革案の草案が完成したと報道され、電力株が上昇、華潤電力(836)がブルーチップで最大の上昇を示し、3.2%上昇した。大唐発電(991)は4.8%、東方電気(1072)、上海電気(2727)も伸びが3%を超えた。

中国国内の小売業株式は弱含みとなっており、先日に減益発表を行った寳姿(589)は6.1%の下落、周大福(1929)は上半期の業績が予想には及ばず、4.6%下落、謝瑞麟(417)、寳光實業(084)も各々3%、六福(590)と英皇鐘表珠寶(0887)は2%下落した。

昨日株式公開された株式2銘柄は異なった動きとなっている。盛諾(1418)は公募価格から2%下落し、1.04香港ドルで終えた。衆安房地産(672)から分割された中国新城市(1321)は出だし良く、公募価格より一時36%増しとなり、終値は上昇幅が狭まり、21%増の1.57香港ドルとなった。

一昨日見せた300ポイントを超える下落に対し、昨日の僅か62ポイントの反発は明らかにマーケットに反発力が不足していることを示している。その主要な理由は6月度の中国輸出入貿易が市場の予想通りであり、香港の株式市場を反発させるには至らず、加えて、出来高も一昨日の25%減となった。香港への資金流入があっても、まだ株式市場には向けられておらず、他の投資対象に向かっていることを反映している。これにより、香港株式市場は踊り場にあり、来週は22800から23600ポイントの間を推移すると見られている。米国企業による四半期業績発表、米国株式や金利市場の趨勢、中国の通貨政策の発表が今後の市場に影響を与えてくると見られる。

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