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イエレン、量的緩和政策は継続が必要

火曜日のアメリカ株式市場は上昇相場にあったが、後に軟化。ダウ指数は最高値を更新し、17120ポイントを試そうとするが、38ポイント下落した。ゴールドマンサックスやモルガンスタンレー等のウォール街の主要銀行が発表した四半期業績は市場の予想を上回り、ニューヨーク連銀の製造業指数は4年来最高値を記録した。しかし、小売売上の見積数値は予測に及ばず、また、連邦準備制度理事会議長 イエレン氏は全体として量的緩和政策を維持するが、早期の利上げの可能性も示唆し、マーケットを軟化させた。

ダウ指数は17060ポイント、5ポイント上昇。ナスダック指数は4414ポイントとなり、26ポイント下落した。HSBC預託証券ADRは79.58香港ドルと香港市場終値から0.33香港ドル上昇した。中国移動チャイナモバイルの預託証券ADRは81.3香港ドルと、香港市場終値から0.1香港ドル上昇。香港株式預託証券ADRによる恒生ハンセン指数相当は23461ポイントで1ポイント上昇となっている。

ヨーロッパ三大株式市場は共に低調

ヨーロッパ株式市場の終値はおしなべて低く、イギリス、フランス、ドイツの3大株式市場はともに低調で終わった。イギリス・FT100指数は6710.45ポイントで0.53%安、フランス・CAC指数は4305.31ポイントで1.03%安、ドイツ・DAX指数は9719.41ポイントで0.65%安となった。

米国連邦準備制度理事会議長 イエレン氏は昨日の連邦議会で証言し、従来の連邦準備銀行の通貨政策を強く維持するとした。米国経済が好転しているが、完全な復活には至っておらず、就業市場もまだ弱く、インフレも昨今加速している。中央銀行が掲げる2%の目標にまだ達していないが、連邦準備銀行は高度の通貨量的緩和政策を維持し、経済を支えるとしている。

イエレン氏は公聴会にてアメリカ経済は継続して改善してきているが、まだ完全には回復しておらず、インフレの速度が高まって来ている。まだ中央銀行の2%の目標にまだ達していないが、量的緩和政策を維持すると表明した。同時に労働市場において、まだ余力がまだ大きく有り、労働市場の改善が予測よりも良ければ、早めの利上げを行う可能性を示した。また、ソーシャルメディアとバイオ産業において一部の企業が高く評価され過ぎていることを指摘した。

労働市場がまだ弱い

また、イエレン氏の指摘では、失業率が意外と早く下がっているが、目下の労働市場はまだ弱く、給料の伸びは緩やかで遅く、労働力化率が低く、労働市場にはまだ余力が有る。また、労働市場の改善が予測よりも良ければ、早期に利上げを行う可能性もある。また、ソーシャルメディアとバイオ業界の一部企業は高く見積もりされすぎているとした。この発言により、アメリカ株式市場はプレッシャーを受け、ダウ指数は史上最高値をつけた後に反落した。

6月度の小売販売額推定値は前月比0.2%上昇、予測の0.6%よりも劣っていた。主な原因は、自動車販売量は予想外に大きく減少し、国内総生産の消費支出カテゴリーのコア販売数値に近づいており、前月比で0.6%の増加となり、第2四半期もまだ穏やかな回復であることを反映していた。

イギリスの6月度の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.2%上昇、前年比で1.9%増加した。予想と前期の数値を共に上回り、増加の速度も1月以来最も早く、衣服、食品および飛行機価格が大幅に高騰した。同期のコアCPIは前年比1.6%増となり、2%に近づいている。

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