3年来初の閉店。六福は家賃コストを抑制。 - 香港カラフルFP

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3年来初の閉店。六福は家賃コストを抑制。

貴金属小売業を展開する六福(0590)は先日6月末までの上半期の業績を公表し、香港における店舗数を1軒純減させた。香港における店舗数削減はここ3年来初で、今後店舗網を引き続き改善していくが、今年は香港における店舗数の変動は大きくないと表明。

今年5月の中国のゴールデンウィーク連休「五一」における小売業の売行きは勢いが失われ、六福は計画を変更し、今年の香港における出店計画をしばらく取り止める。先月末の業績発表に於いても、今年は香港において、1から3軒の新店舗を開店予定としていた。昨日の発表では、賃料が比較的高額な店舗を閉鎖し、より良いロケーションを探し、再開店するとしている。

同業他社が検討している店舗数の削減は計画しておらず、賃料が比較的高い店舗の調整を今後の主に検討している。小売業の売上げは以前と勢いが弱く、週末の来店客数も減少しており、顧客の消費も手控えられている。

第1四半期売上げは54%下落

昨年の金を買い求めるブームが高い数字を実現していた影響を受け、六福の上半期の店舗全体の売上高は前年比で54%下落、中でも金取扱店は65%下落、中国国内と香港・マカオは各々59%と65%の下落、宝石アクセサリー取扱店は19%下落、中国国内は5%上昇、香港・マカオは20%下落した。

下半期の売上げは増加すると、六福は見ているが、通期で2桁の下落になる可能性が高いと見ている。上半期の香港・マカオ市場の宝石アクセサリー店の売上は昨年同期の売上げも比較的高く、通期で増加回復すると六福では見ている。

また、昨年度の宝石アクセサリーの粗利率は約37%で、今年度は同様な水準を維持すると見ている。同時に、金と宝石の売上比率は正常な水準に回復し、粗利率に良い効果をもたらすと見ている。しかし、収入に占める営業支出が昨年度の10.8%と高く、売上粗利率の改善による改善要素により、もともと予測していた営業利益率を水準となると思われる。

交通銀行のレポートでは、六福は中国国内市場の発展に力を入れており、マーケットでのプロモーションを進めることにより、宝石販売比率を改善し、同時に、香港における店舗網を調整し、市場の変化に対応し、香港市場が変化するリスクに六福グループは対応出来るとみている。しかし、短期的には材料となるものは乏しく、投資格付は中性とし、目標株価を24香港ドルとしている。

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