iBond購入申込ブーム。手数料優遇プロモーションを銀行は展開へ。 - 香港カラフルFP

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iBond購入申込ブーム。手数料優遇プロモーションを銀行は展開へ。

香港政府はインフレ連動型債券iBondの第4弾 iBond4 の購入申込を受付開始する。香港金融管理局(Hong Kong Monetary Authority)は記者会見を開き、詳細を公表する。多いところで「7項目も免除」という手数料優遇キャンペーンを先んじて行う銀行やマージン取引手数料免除を行う証券会社も出て来ている。ある市場関係者は、既に2.1億口もの購入申込を獲得したと言っている。

前年のように香港上海銀行(0005 HSBC Holdings PLC)と中国銀行(香港) (2388 BOC Hong Kong Holdings Ltd 中銀香港)が並んでiBond4の幹事銀行となる。しかし、この2行と恒生ハンセン銀行 (011 Hang Seng Bank Ltd)は、まだiBond4の購入申込の優遇策を打ち出してはいない。これと同時に銀行と証券会社は各々異なる優待策を打ち出しており、銀行は主に手数料免除、証券会社はマージン申込の優遇策を打ち出している。

ある証券会社では、今年のiBond4の購入申込は昨年よりも良い反応を示すだろうと見ている。昨年のiBond3では約1万名の顧客が購入申込をしたが、今年は当局の発表前の時点で、既に約7000名の顧客が購入申込の意思がある。もし、顧客1名につき、3口の申込と仮定すれば、既に2.1万口相当の購入申込数をこの証券会社だけで既に得ているということになる。この証券会社の推測では、今年のiBond4への投資者は多くて2口を抽選で購入することが出来るだけであろうと見ている。

別の証券会社によると、昨年において、大部分の投資家は2から3口購入出来ただけなので、3口分を購入できる資金を有する顧客は特にマージン取引を使っての購入を行う必要はないと見ている。しかし、購入申請の金額が大きいと抽選確率が高まることや、マージン取引で手数料免除となることから、マージン取引を使っての購入を行っても差し障り無いとも見ている。iBond4の利回りは約3.5%から4%と推測しており、投資家は安心して満期まで保有することが出来る。しかし、今年と来年のインフレは4%と4.5%と予測し、利息水準が上昇してきていることに伴って、3から4%の利回りを持つ投資商品も増えて来ており、iBondの魅力は相対的に低くなってきている。

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