中国・米国で経済データの発表。香港株式は今週反転して好調の見込み。 - 香港カラフルFP

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中国・米国で経済データの発表。香港株式は今週反転して好調の見込み。

マレーシア航空機墜落のニュースもマーケットでは迅速に消化され、ダウ・ジョーンズ工業株価平均は先週金曜日に大きく123ポイント上昇し、これまでの下げを回復した。しかし、香港株式の米国預託証券(ADR)は顕著な伸びは見せなかった。今週は米国でインフレデータの発表と、中国では製造業データの発表があり、マーケットを左右する大きな要素になると考えられる。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均は先週金曜日に17100ポイントとなり、123ポイント上昇した。香港株式の米国預託証券(ADR)は先週別々の動きとなり、その中でも主要なブルーチップであるHSBC( 0005 香港上海銀行)は0.16%僅かに下落、中国移動(0941 チャイナモバイル)は僅かに0.13%上昇した。

マレーシア機撃墜事件の影響は短期間

香港株式市場は数日方向性に乏しく、今週の市場の注目はHSBCが木曜日に公表する中国の7月度製造業購買担当者指数(中国PMI)と、米国で火曜日に公表される消費者物価指数に集められている。分析によると、マレーシア機撃墜による香港株式市場に対する影響は限られており、中国国内経済データは安定した勢いが有り、今週の香港株式市場は切返し上昇すると見られるが、23600ポイントに抵抗線あると思われる。

マレーシア機撃墜のニュースに引っ張られ、恒生ハンセン指数(HSI)は先週3日上昇した後、反転して下落し、1週間では累積で221ポイント上昇、23454ポイントとなった。 恒生中国企業指數(国企指數 HSCEI)は1週間で62ポイント上昇、10441ポイントとなった。

マーケットの予測では、中国国内のPMIは安定して50以上あり、今週から続く企業の業績発表により、マーケットにはサポートとなると見られる。但し、短期的には特別な好材料はなく、23600ポイントの水準を突破することは難しいと考えられる。

香港ドル為替レートは10月に7.75へ

この他、資金が持続して流入している状況を受け、ここ数ヶ月は香港ドルは勢いを強めている。香港金融管理局(HKMA)が幾度も市場介入し米ドルを購入するにつれ、先週香港ドルは勢いを緩めた。ある分析によると、上海・香港間で互いの上場株式に対する直接投資を相互に認める制度「滬港通」(上海・香港ストックコネクト)が10月に開始すると見られ、IPO新規株式公開の動きも活発になり、香港ドルも再び対米ドルで7.75の為替水準に達してもおかしくないと思われる。

一方、米国株式では、今週の動向は企業の次期の業績とデータの良し悪しにかかっており、スタンダード・プアーズ500(S&P500)の内、アップル、フェースブック、マイクロソフト、Netflix、マクドナルド、コカコーラとボーイングなどを含む約140社が今週決算発表を控えている。アナリストによるとマレーシア機撃墜が市場に与える心理的影響は短期的かつ暫定的なものとなる。ファンダメンタル要素に大きな影響はないが、経済動向に市場の注目が集まっている。

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