アメリカ株式市場は139ポイントの下落 低く見積もられている利上げペース - 香港カラフルFP

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アメリカ株式市場は139ポイントの下落 低く見積もられている利上げペース

アメリカ株式市場は火曜日の取引半ばで売りが突然強くなり、ダウ指数は下げ幅が一時200ポイント近くまで広げた。ロシアとウクライナの情勢が継続して市場の憂慮要因となっており、ポーランド外交部長がロシアの部隊ウクライナに圧力をかける準備をしており、ウクライナ入りするというニュースが突然流れ、そのニュースが株式市場に打撃を与えた。

アメリカ株式市場の火曜日は上昇に始まり、その後軟調となり、ダウ指数は一度16500ポイントまで落ち込んだ。サービス業の成長ペースが8年半来で一番高いものとなっており、ISM7月度のサービス業指数が58.7まで上昇し、6月度の米製造業受注が下落から上昇に反転し、前月比で1.1%上昇し、マーケットの下落を一部カバーした。データは経済状態が持続して穏やかに回復してきていることを反映しているが、米連邦準備制度理事会が早めに利上げを実施するという懸念もあり、マーケットが上昇しなかった。

ダウ指数が16500ポイントを割る下落

ダウ・ジョーンズ工業平均指数は終値16429ポイント、139ポイント安で、ナスダック指数は終値4353ポイント、31ポイント安だった。

香港株ADRのハンセン指数は229ポイント安

HSBCの米国預託証券ADRは82.63香港ドルで、香港市場終値に比べ、0.92香港ドル安となった。中国移動チャイナモバイルは85.02香港ドルで香港市場終値より0.73香港ドル安だった。香港株ADRで恒生ハンセン指数を見ると24419ポイントとなり、229ポイント安となっている。

ユーロ圏の7月度Markitサービス業購買担当者指数(PMI)は確定値が54.2ポイントに上昇、初期推定値よりも低かったが、上昇ペースが3年来2番目の高さで、総合PMIの1ポイント上昇をもたらし、52.8ポイントとなり、13ヶ月連続の拡張となっている。

リッチモンド連邦準備銀行のラッカー総裁によると、投資家は今後2年の連邦準備制度理事会による利上げのペースを低く見積もっており、いつ市場に衝撃をもたらすかもしれない。徐々に多くのデータが示すように、アメリカ経済は力強く回復してきており、市場金利引き上げをもたらす。ラッカー総裁はメディアによる取材時に、短期金利市場の今後2年の連邦準備制度理事会の利上げ予測は連邦準備制度理事会の予測よりも緩やかなものであり、リスクがない状況とは言えない。これは利上げの時期は連邦準備制度理事会が単独で管理し、市場と連邦準備制度理事会で利上げの見通しに対して見方が大きく異なり、来年の利上げ時期について、その利上げペースを低く見ている投資家は対応出来ず、市場に衝撃をもたらすかもしれない。

ラッカー総裁はまた市場が連邦準備制度理事会が声明で表明したコミットメントを信じ過ぎていることを示した。声明におけるコミットメントはあくまでも連邦準備制度理事会の考え方であり、当局が必ずしも実行するとは限らない、とした。

ヨーロッパ株式は安定 ドイツ株は0.39%上昇

ユーロ圏の企業業績は予想を上回り、マーケットは安定したものだった。イギリス・FTSE100指数は0.05%高の終値6,680ポイント、フランス・CAC指数は0.37%高の終値4,232ポイント、ドイツ・DAX指数は0.39%高の終値9,189ポイントとなった。金価格は下落し、ニューヨーク金価格は0.3%近く下落した。ニューヨーク商品取引所において、12月度金先物は前日比で3.6米ドル安、終値1オンス1285.3米ドルとなり、下げ幅0.28%だった。

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