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A株ETFを買入れ、「滬港通」の開始を待つ

上海と香港の証券取引所での相互取引「滬港通」が10月に開始する可能性が高まっている。この動きは両証券取引所にとって、好ましいことであり、長年ひっそりしたA株市場がついに生まれ変わる。変化に先んじる投資家は既に「滬港通」関連のA株取引を始め、市場では相互取引開始前に、上海・香港両地における取引過熱は続き、A株の調整時期が買いに入るタイミングと言えるだろう。投資家は上海・香港の相互取引が始まる前に、A株ETFを低く買い、「滬港通」開始を待ちましょう。

「滬港通」と名付けられた上海と香港証券取引所での相互取引は2つから成り立っている。一つは中国国内の投資家が香港株を購入出来るようになる「港股通」、もう一つは香港の投資家が上海市場の中国A株を購入できるようになる「滬股通」だ。マーケットの予測では、この計画が実施後に、市場の流動性が改善され、A株とH株の価格差が裁定取引(アービトラージ)により収縮すると見られる。

取引高がより大きい銘柄を選ぶべき

中国・香港株式市場は年初から今まで代わる代わるA株とH株で価格差がある銘柄の取引が行われており、10月の「滬港通」開始前までこの取引は持続すると思われ、もし、短期的取引を考えるのであれば、低い値でA株ETFを仕入れることも出来よう。短期的取引なので、出来るだけ取引高の大きいA株ETFであるiShares A50(2823)やCSOP A50 ETF(2822)などを選択する方が良いと思われる。

A株とH株の価格差以外を見るとなると、中長期的な投資でにより、A株は中国国内経済の持続的な確実な成長を捉えることが出来る。過去数年はA株のパフォーマンスが経済成長自体よりも見劣りしたものであった。これはマーケットが企業の利益予想に楽観的過ぎたことと無関係ではなく、その信頼はまだ回復しておらず、今に至るまでA株への個人投資家の参加率は著しく低い。

「滬港通」開始により、中国国内市場を開放するペースを速めると見られており、外国資本が流入し、A株市場の資金が増加している。A株が回復すれば、中国国内の個人投資家が再びA株に投資するきっかけになるかもしれない。

A株は開放ペースを加速

もう一つの大きな誘因は、A株の価格が既に落ち込んでおり、十分魅力的な水準にあることだ。上海深圳300指数(CSI300指数 / 滬深300指数)は株価収益率(PER)と株価純資産倍率(PBR)が、2007年の高水準で35倍と6倍となっていた。A株市場に再び投資を行うのであれば、現在の株価収益率(PER)と株価純資産倍率(PBR)が12ヶ月間予想で約9.45倍と約1.39倍となっており、まだ過去の平均水準よりも遥かに低い。原段階の低い値でA株ETFを買入れれば、将来のA株の潜在的な上昇を捉えることが出来る望みがある。

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