テンセントはバイドゥと検索エンジンで競争 - 香港カラフルFP

Home »  マーケット・ニュース »  テンセントはバイドゥと検索エンジンで競争

テンセントはバイドゥと検索エンジンで競争

香港・恒生ハンセン指数が先週金曜日に25000ポイントを越え、2008年5月以来の高値を更新した。以前は多くの投資家は、25000ポイントの大台は簡単には突破出来ない、と思っていただろうが、現在、恒生ハンセン指数はこの大台まで僅か50ポイントしか差がなく、今月に大台を達成してしまうだろう。

最近は業績がいまいちであった企業も、売りの大きなプレッシャーを受けること無く、市場の雰囲気が悪くないことを反映している。同時に、以前に売られすぎていた銘柄や悪材料が既に出尽くした株式は買っておくべきと一部の投資家が考えていることを表しているのかもしれず、価格が落ち込んだ後に反発している。ヘッジファンドでは最近の持ち高をおしなべて高水準にしてきており、上昇相場であってもなくても、全員がこの市場の上げ潮に乗り遅れないようにと考えているようだ。最近は多くのヘッジファンドがショート・ポジションを採っており、その中でもマーケットで見通しが良くないと見られる小売業と百貨店業銘柄株式で特に顕著である。

携帯ゲームの減速懸念で、業績発表後に株価失速

中国のインターネットサービス大手である騰訊テンセント(0700)は先週に中期業績発表を行い、第2四半期の収入が37%増、現在業績が好ましくない電子商取引事業を除けば収入が51%増で、収入総額は180億人民元であった。純利益は42%増にも達し、アナリストの予想よりも高いものであった。Lineと同機能のチャットアプリである微信(WeChat)のゲームが前四半期比で67%伸び、個人向けパソコンゲームの高くない伸びを補うこととなった。特に第2四半期の広告収入が前年比59%増となったことにマーケットでは驚きを持っており、経営陣にょると、サッカーワールドカップ期間が良い影響をもたらしたからだと言う。相反して、テンセントの第2四半期の営業利益率にマーケットではがっかりしており、マーケットの予想では、これらの財務指標は第1四半期よりも高いであろうと見られていた。これに対して、経営陣は症状でのプロモーションにかける費用を節約したことによると説明している。

この他、テンセント経営陣はアナリストに対して、前2四半期では携帯ゲーム事業で高い成長が見られたが、第3四半期では現状の水準の維持になるであろうと示し、投資家をがっかりさせることとなった。この二点により、テンセントが業績発表後に株価が下落したかが、説明できるかと思われる。

ファンドが持つべき特選銘柄株式は?

騰訊テンセントにとって、株価の起爆剤となるのは、短期的には上海と香港証券取引所の相互乗入れである「滬港通」となろう。現在の株価と事業から見ると、この株価水準で持ち高を増やすのは難しいが、滬港通により取引熱が高まっている恩恵を受けるという状況下であり、多くの人が先に買入れ、値上がりを待とうとしている。機関投資家からすれば、テンセントは確実にファンドの中心に据えるべき銘柄株式であり、テンセントが行った58.com、易居網から京東商城に至るまでの吸収合併は、アリババや百度バイドゥと比べて、あきらかに同社を位置を鮮明なものとさせている。

騰訊テンセントは更なる上昇の波に乗れるのかどうかは、チャットアプリ微信(WeChat)のモバイル検索にかかっている。現在の状況から言えば、同社経営陣は、どのようにチャットアプリ微信(WeChat)を利用して発展させていくのかについて明確には示していない。しかし、チャットアプリ微信(WeChat)には4億人以上のユーザーがおり、百度バイドゥとどのようにモバイル検索で競争していくのかが、今後の焦点となっていくと思われる。

香港カラフルFP
さあ、自分年金をはじめよう!
今日から始める海外投資講座