債券を押さえておくべき8つの理由 - 香港カラフルFP

Home »  マーケット・ニュース »  債券を押さえておくべき8つの理由

債券を押さえておくべき8つの理由

長年の低利息と各国が実施する金融緩和政策を経て、投資家はどんな投資機会でも見逃さない。ジャンク債でさえも人気を得ている。

高利回り債券も安くはなく、成熟した株式市場では絶えず高値を更新している。ヨーロッパと新興市場の株価は既に上昇しており、加えて、利率も大きく減少した。投資家はリスクを気にせず、数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされ、恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は低水準にある。

成熟した株式市場で株価の調整が行われた際に、新興市場の株式市場を押し下げるのは確実だ。では、現金以外に、債券はリスク回避の手段となりえるのだろうか?債券が良いと思われる理由を以下に見ていこう。(1)米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が米国債を保護している、(2)中国が米国債を引き受ける最大の買い手となっている、(3)日本の年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も米国債のもう一つの大きな買い手となっている。日本の個人年金は15兆円にも達し、更に外国債券やそれに類する投資を増やすこととなっている。(4)アメリカ国債で住宅ローン等の再金融のために発行するファニー・メイ債の供給を大幅に減少させること、(5)米国債がヨーロッパ国債に比べ、魅力的であること、(6)株式市場での利益確定後に、資金が債券市場に流れて来ること、(7)ヨーロッパは実質マイナス金利を実施しており、一部の資金がアメリカ債権に流れていること、(8)ウクライナで発生したマレーシア航空機事故やヨーロッパとロシア間の更なる緊張関係がリスク回避の為に資金をアメリカ債権に流れていること。

アメリカの利上げによる問題発生が予想されない債権投資

アメリカ経済が正常化し、アメリカは利上げをしていくと思われるが、債権投資に問題は起こさないと思われる。低利息の環境下において、アメリカの機関投資家や銀行は保有する債券を管理監督されており、または資本充足率などの制限があり、よく規律がとれているものとなっており、長年の低金利下で債権の比率も増やしていない。相反して、ヨーロッパの機関投資家や銀行が保有する債券の比率は絶えず上昇し、中央銀行が利上げできないだけではなく、量的緩和の継続を余儀なくされている。米連邦準備理事会(FRB)が利上げをしても、アメリカ国債が与える影響は、ヨーロッパや日本と比べても軽いものとなるだろう。

株式市場で利益確定した資金の一部が債券市場に流れて来るに伴い、欧米等の株式市場は第3四半期に再度上昇すれば、利益確定した資金が更に投資適格のアメリカの債券に流れ込んで来ると思われる。もし、アメリカ株式の再度の上昇後、調整となるような状況下では、債券が、特にアメリカの債券が、よりリスク回避の機能を発揮するだろう。

高利回り債券は以下の三種類の投資種別に分けることが出来る。(1)伝統的なアメリカ高利回り債券、または世界の高利回り債券、(2)高利回り債権の投資機会を積極的に取っていくタイプ、(3)短期の高利回り債や銀行ローンを購入する利息収入を主にするタイプ。

債券投資を行うにあたり、投資家本人やファンドマネージャは独立した視線で債券の見通しを、特に、将来に格付が上がる機会があるのか、突出するパフォーマンスとなるのかといった点について、分析する必要がある。また、売却や現金化の容易さといったリスクにも注意を払うべきで、株式と同じように、マクロ、およびミクロで分析を行い、ファンダメンタル要因については6ヶ月から12ヵ月ほど分を考慮し、テクニカル要因については、3ヶ月前後を考慮する必要がある。

香港カラフルFP
さあ、自分年金をはじめよう!
今日から始める海外投資講座