不良債権に悩まされ続ける交通銀行 - 香港カラフルFP

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不良債権に悩まされ続ける交通銀行

交通銀行(3328)は上半期の株主帰属純利益が367.73億人民元で、前年比5.59%増で予想と合ったものであった。しかし、主に鉄鋼貿易事業と中小企業向け貸付リスクに引きずられたことを受け、そのパフォーマンスは同業他社に比べて劣るものとなり、来年の不良債権もまだ上昇すると予想されている。

業績を公表した中国国内銀行において、交通銀行だけが1桁成長であり、同業他行に劣る業績であった。第2四半期は180.83億人民元で前四半期比3.25%減となった。交通銀行は引き続き中間配当は出さないとしている。

半年で5%増益 同業他社に劣る

中国銀行業監督管理委員会が既に予告していたように、中国国内銀行の不良債権は11四半期連続で上昇しており、交通銀行もその例外ではない。期末業績では、交通銀行の不良債権金額と不良債権比率は引き続き2桁の伸びとなっており、不良債権比率は1.13%にものぼっており、年初に比べて8ポイント増加、前四半期比で4ポイント増加となった。交通銀行によると、今年から来年上半期にかけて不良債権率は僅かに上昇するが、全体のリスクはコントロール出来るとしている。

経済状態が下向きになっていることが資産の質を引き下げていることを受け、交通銀行の不良債権は387.50億人民元にも上昇し、返済期限を90日以上越えた貸付も391.81億人民元に達しており、不良債権よりも多い金額となっており、同行の将来における資産が引当を必要とするものとなり、その影響を受けることになると思われる。交通銀行によると、上半期に鉄鋼事業と民間中小企業のリスク拡散の影響を受け、江蘇省、浙江省地区における企業向け貸付事業が足を引っ張った。交通銀行では、これは経済の減速が引き起こした問題であるとしている。

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