金・株・為替 今週は変動を予想 〜 米国FOMC政策金利発表 スコットランド独立住民投票 - 香港カラフルFP

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金・株・為替 今週は変動を予想 〜 米国FOMC政策金利発表 スコットランド独立住民投票

米国株式が5週連続で上昇した後、その上昇相場は先週遂に終了し、ダウ・ジョーンズ工業平均は17000台を割込み、それに伴い香港株式の米国預託証券(ADR)も弱含みとなった。今週の展望はというと、アメリカ株式の焦点は、米連邦準備理事会(FRB)が今週水曜日に予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表にあり、特にイエレン議長が会見で早めの利上げについてふれるかどうかにある。この他、木曜日にスコットランドの独立に関する住民投票があり、その結果によっては世界的に金・株式・為替市場を揺るがすこととなる。

ダウ平均は先週金曜日に17000台を割り込む

アメリカ株式市場は5週連続で上昇となった後、先週は遂にその上昇が途絶えた。最近発表されたアメリカの小売販売等の経済データは好調であり、経済が確実に回復していることを反映している。米連邦準備理事会(FRB)が来年早々に利上げを行うに充分なものであるとすれば、マーケットは明らかなプレッシャーを受けることになるであろう。この他、当局が設立した金融安定委員会は資産バブルの出現を防ぐが、アメリカ株式に圧力を与えることにもなろう。ダウ・ジョーンズ工業平均は先週金曜日61ポイント安となり、終値16987ポイントとなった。スタンダード・アンド・プアーズ500指数(S&P500)は11ポイント安の終値1985ポイント、ナスダック指数は24ポイント安の4567ポイントの終値で先週の相場を終えた。1週間で見ると、ダウ平均とS&P500はそれぞれ0.9%と1.1%安となり、8月1日以来の前週比での下げ幅となった。ナスダックは先週は0.3%下げた。

今週は、米連邦準備理事会(FRB)が2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。アナリストは債券買取枠を100億米ドル縮小し、150億米ドルとすると予想し、予想外な事態がなければ、10月には債券買取を終了すると見られる。市場ではまた米連邦準備理事会(FRB)が議会声明上の表現を変更することを憂慮している。「ゼロ金利を相当期間維持し」という語句を削除すれば、米連邦準備理事会(FRB)が早くて来年3月に利上げを行うことを暗示してくるかもしれない。もし、そうなれば、市場予測よりも数ヶ月早い利上げの実施となる。もし、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派の展開となるようであれば、マーケットを動きを押し下げるものとなろう。

連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表と同時に、米連邦準備理事会(FRB)は四半期国内総生産と個人消費物価などの予測を発表する。まだ、イエレン議長は会議後の記者会見で利上げ時期を暗示する発言を行うかもしれない。早めの利上げ観測が主要な債権指数を弱含みにさせ、世界国債指数は先月29日から2週間で既に2.2%下がっており、2013年6月来の低調ぶりとなっている。アメリカの利息先物は米連邦準備理事会(FRB)が来年7月前に利上げを実施すると61%が予測、一ヶ月前に比べて8%上昇している。国際決済銀行(BIS: Bank for International Settlements)が発表した四半期報告において、アメリカの利上げは市場の変動をもたらし、その変動規模は1.4兆米ドルに達するかもしれないとしている。

ハンセン指数は利上げ示唆で24100ポイントまで下げるか?

一方、香港株式においては、先週金曜日に6取引日連続の下げを記録したが、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表前は方向性に乏しく、恒生指数(ハンセン指数)は50日線(約24000ポイント)付近にサポートがあると見られる。もし、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表が早めの利上げを示唆すれば、24100ポイントまでの下げを試すことになるかもしれない。

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