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GDP発表前夜にダウ平均が264ポイントの急落

ロシアが国内にある外国資本資産を没収する法案を検討しているとのニュースがながれ、リスク回避ムードが上昇した。また、アメリカのGDPデータ発表を控え、データが良好であれば、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを早めることになるという憂慮もあり、ダウ工業平均指数が200ポイントを超える下落となり、終値16945ポイントなった。

アメリカ株式市場は昨日前場で弱含みの展開となり、ダウ工業平均指数が低く開けた後、更に大きく下げ、一時、255ポイントを超える下げ、17000ポイント台を割り込んだ。終値は264ポイントの大幅安で16945ポイントとなった。

ヨーロッパ3大株式市場は全面安

米国の利上げ観測がヨーロッパ株式市場にとって重しとなり、イギリス・フランス・ドイツの3大株式市場で全面安の展開となった。

イギリス・FT100指数は0.99%安の終値6,640ポイント、ドイツ・DAX指数は1.57%安の終値9,510ポイント、フランス・CAC指数は1.33%安の終値4,355ポイントとなった。

経済データでは、アメリカの失業保険新規申請者数の増加数が予測よりも少なかったが、サービス業活動の拡大ペースが予測よりも悪く、また先月の耐久消費財受注件数が記録上最大の下げ幅となった。また、ロシアが国内にある海外資本資産を没収すると法案を検討しているとのニュースが回り、リスク回避ムードが高まり、マーケットの重しとなった。

先週のアメリカ失業保険新規申請者数は1.2万人増加の29.3万人で、予測よりも良い結果であった。失業保険新規申請者数の4週平均も減少が続いており、29.85万人まで落ち込んだ。レイオフも10年来の低水準となっている。企業は家計消費が上昇すると予測しており、その為、雇用者数を増加しようとしている。

経済データ好調で利上げの予測

8月の耐久消費財受注件数が意外にも前月比18.2%の下落となった。その主要要因は7月にビジスネスジェット機の受注件数が大幅に増加し、8月の需要が大幅に減少したことである。しかし、非軍事用資本の受注は回復上昇してきており、企業が設備入替を開始しており、企業投資が経済成長を促すことを示している。

この他、9月度の調査会社Markit社のサービス業購買担当者指数速報値が58.5ポイントとなり、予測値よりは良くない結果だったが、まだ前月の水準を維持しており、サービス業活動の持続拡大を反映し、新規増加職務分類指数は3ヶ月来の高値を更新した。

アメリカの経済データはほぼ良い状態であり、マーケットでは今日発表されるGDPデータが好ましい結果であれば、それを根拠に米連邦準備理事会(FRB)が利上げを早めることを憂慮し、ダウ平均株価を急落させることとなった。

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