香港株への投資は冷ややかな一方、上海株は半日で注文殺到 - 香港カラフルFP

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香港株への投資は冷ややかな一方、上海株は半日で注文殺到

上海・香港間で互いの上場株式に対する直接投資を相互に認める制度「滬港通」(上海・香港ストックコネクト)が開始したが、香港株には出来高は盛り上がらず、中国本土の投資家が香港株式への投資枠は余り、1日でたった18億人民元近くであり、20%足らずであった。それに反して、香港から投資家の資金は上海株式に大きく流れ込み、上海A株に注文が殺到した。130億人民元の投資枠は半日で一杯になり、一時注文受付停止となった。

上海株と香港株への注文はバランスを欠いたものであり、香港株式は昨日830億香港ドルの出来高であり、マーケットが期待した1000億香港ドルに達しなかった。

香港から上海A株を買付ける限度額が昼過ぎには一杯となったが、香港証券取引所(0388)は昨晩に最新の情報を配信し、120億人民元に達しただけで、限度額には10億人民元余っていたとしている。香港証券取引所の説明によると、マーケット終了時に総取引額を表示する際に、処理されていない買い注文が若干あり、最終の金額に差があったとしている。しかし、昨日のオペレーション自体は正常であり、金額を誇張するような意図ではないと強調した。規則によると、取引限度額は買い注文の純額で減らすとしており、買い注文が一旦上限に達すると、香港証券取引所は即時に買い注文受付を停止するとなっている。

マーケットではもともと滬港通(上海・香港ストックコネクト)が開始すると、直ぐに限度額一杯となると見ていたが、中国から香港株、香港から上海株への投資双方ともに予想を下回るものとなった。滬港通(上海・香港ストックコネクト)開始して半日で、香港から上海株への買入れが106億人民元となり、一日の限度額である130億人民元の82%となった。午後1時59分までに、香港から上海株への取引限度額はついに一杯となり、総額で120.82億人民元となり、新たに新しい買い注文は受付けず、翌日の今日になりようやく売買出来ることとなる。

香港から上海株への熱烈な注文に対して、中国の投資家による香港株式への注文は冷ややかなものであり、A株が午後3時にマーケット終了した時点で、一日の限度額105億人民元の僅か17%を使っただけであった。滬港通(上海・香港ストックコネクト)開始初日において、中国からの香港株取引(売買ともに含む)は23.44億人民元であり、その主要取引銘柄は、騰訊控股テンセント(0700)、中芯国際(0981)、鳳凰衛視(2008)、中国移動チャイナモバイル(0941)、友邦保険AIA(1299)となっている。

香港交易所CEOである李小加は、滬港通(上海・香港ストックコネクト)の初日の取引について、満足しており、開始も予想にあったものであり、安全で順調なオペレーションが出来ていると語った。投資ムードは充分に熱烈なものではなうことについては、様子見の投資家が多いことが理由としている。香港にて滬港通(上海・香港ストックコネクト)の準備を行う際には予定通りに開始出来ず、業界内で香港を利用して、上海A株を押し進めるだけだという声もあがった。この声に対して、李小加CEOは目の前のことだけを見るのではなく、明日を見据え、中国の資金が香港に流動性を与え、中国資本が香港を通して、国際市場に進出することで、香港は勝者になると強調した。また、滬港通(上海・香港ストックコネクト)初日は限度額に達したが、その限度額を増加するかどうかに対して、限度額の設置はリズムをコントロールする為であり、速過ぎる必要はなく、現在の状況が理想的であると語った。

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