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イギリスポンドが外貨ポートフォリオのポジションで飛び出す大きな機会

ギリシャがEUを脱退するという憂慮が、ユーロを1.2米ドルという心理的な大台を下回った。もし、ギリシャが無事に総選挙を乗り切っても、米ドルが引き続き強い環境下では、ユーロ等の主要通貨の為替レートはプレッシャーを逃れかねない。しかし、米ドルが下半期に利上げを行った後に調整が現れる機会があろう。その際には、比較的着実なイギリスポインドが飛び出す機会が最もあるであろう。

ギリシャがユーロ離脱の影響は僅かと推測

ギリシャは今月25日に総選挙を行うが、ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)が総選挙を勝ち抜ける声が比較的高い。もし、ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)が政権を取れば、ギリシャがEUから離脱することとなり、ユーロ圏の安定した構成にとって脅威となるとマーケットは心配し、この頃、ユーロは対米ドルで1.2米ドルを下回る為替レートとなった。ユーロは短期的にはこの要因の影響を受け、ユーロの今年のサポートは1.18米ドルに暫くあると考えられ、もし、この水準を下回れば、下のサポートは1.15米ドルとなると思われる。

また、先頃のギリシャの世論調査を見ると、ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)への支持度がまだ高いが、以前よりは低くなっている。また、70%を超える割合でギリシャはユーロ圏に残留すべきと考えている世論調査結果が出ており、ギリシャがユーロを離脱する可能性は大きくない。また、ギリシャが総選挙後にユーロを脱しても、ユーロ圏に対する影響は多くの地域の経済と負債状況が改善した今では、2〜3年前ほど大きくはないと思われる。

米ドル高が持続しており、ギリシャがユーロに残留しても、ユーロが今年上半期に弱い状況を脱することは難しいが、下半期になると転機が訪れるかもしれない。

米ドルは通年で上昇を続け、利上げがその調整の景気になると予想される。つまり、主要通貨が対米ドルで今年下半期に回復上昇するということであり、ユーロも下半期に底を脱する期待がもたれる。ヨーロッパ中央銀行は今年上半期に量的緩和を進めると見られ、また、原油価格の下落により、ユーロ圏経済が下半期に回復の兆しが見られる可能性が大きい。これが、ユーロにとって為替レート回復のサポートとなり、今年のユーロの目標レートは1.24米ドルと考えられる。

イギリスポイントは1.5米ドルを下回れば、買い場か。

下半期に予想される米ドル安への調整において、特にイギリスポンドが良いと思われる。米ドルの強弱を反映した為替レートになると思われるが、イギリスポンドはその中でもまだ比較的安定した動きとなると見られる。

留意しておきたいのは、今年5月にイギリスで総選挙があり、もし選挙時に、キャメロン首相の続投やEU離脱の選挙公約などといったマイナスの材料が出ると、イギリスポンドは1.5米ドルを下回るかもしれない。これはイギリスポンドを安値で買い入れる機会となろう。イギリス経済の状況は好調であり、利上げの可能性もあり、また、イギリスで不動産市場への刺激策を行うことで、不動産市場にとって好材料であり、イギリスポンドにとっても、好影響を与える。その為、今年のイギリスポイントは、米ドル以外で相対的に好調な通貨となると考えられる。

もちろん、イギリスポンドの為替レートは相対的に安定しており、その変動には一定の限度があるものとなっている。米ドルの為替レートが下半期に調整となれば、イギリスポンドへの投資は、必ずしも既に大きく落ち込んだオーストラリアドルほどのリターンにはならないと思われる。しかし、オーストラリアドルへの投資は特にリスクが大きい。オーストラリアドルの為替レートが下半期に回復上昇するかどうかは、米ドルの動きの他にも、中国経済にも注意を払う必要がある。もし、今年下半期に商品需要が元に回復すれば、オーストラリアドルのサポートとなり、反発となりえす。しかし、今年のオーストラリアドルに対する予測はマーケットでも大きく分かれており、それらのリスクを投資する前に注意しておく必要がある。

量的緩和で続く円安

今年は手を出せない外貨の一番手は日本円であろう。先月安倍首相が引き続きぞの任を継続し、彼の進める量的緩和政策も継続される。日本銀行は2015年7月に更に追加の量的緩和を行い、日米の金利差が更に広がると見られている。これは更に日本円を下げる材料となる。ここ3ヶ月で120円、半年から1年で130円を試すことになると思われる。

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