中国株式市場を牽引する4大エンジン - 香港カラフルFP

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中国株式市場を牽引する4大エンジン

中国の株式市場の2014年は気持ちが晴れ晴れとするもので、上海総合指数(SSEC) は通年で53%近い上昇となり、世界の主要株式市場において上昇幅トップとなった。中国の株式市場は、4つの原動力により、今年は更に先進国マーケットを凌ぐものになると期待される。投資ポートフォリオに中国株式の割合を増すことを考慮した配置を検討することが勧められる。

中国政府の政策が有利に

一つ目の好材料は、中国政府の政策と経済状況といった環境全体がまだマーケットにとって好材料となっているということである。今年における中国経済の最大の任務は安定したファンダメンタルを提供し、更に構造改革を進めることをサポートすることである。その中でも財政政策と通貨政策は重要な役割を果たす。

経済政策の方針を決定する中国中央経済工作会議が先月開かれ、積極的な財政政策と安定した通貨政策の実施継続すると表明した。これにより、中国は今年更にゆるやかな財政政策をとり、同時に、現在のクレジット総量の活性化と借入コスト等の引下げなどの通貨政策を通して、経済成長を安定維持させるだろう。

中国株式に対する低い期待

その次は、投資家が中国に対する期待がまだ低いことである。経済成長の見通しと構造改革による調整が気がかりとなり、投資家の中国株式の持分割合が低くなっている。しかし、現在、中国の政策調整と構造改革は既に成功の兆しを見せてきており、経済はポジティブな方向に進もうとしている。投資家が本来心配していたリスクが落ち着いた時は、資金を中国株式に回す機会である。

H株は上昇する展望

3点目は、中国株式の価格評価が依然と相対的に安いことである。少なからずの先進国の株式市場は数年の上昇相場を経て、現在の価格評価は段々高くなってきており、更に上昇する余地は限られている。先進国に相対して、中国株式の価格評価はまだ非常に明らかに上昇の余地を有している。A株であろうと香港で上場するH株であろうと、共にこの上昇の機会を有している。不動産、理財商品や信託商品からA株に流入する資金の流れはまだ終わりを見せていない。資金が徐々にアジア株式市場に回流する大きな流れがH株にとってプラスとなる。

A株は前四半期は明らかにH株を凌ぐ動きであり、ハンセンA株H株プレミアム指数は昨年末に129.36という通年での最高値となった。これはA株がH株に対して平均29.4%のプレミアムを持つことを表しており、H株が大きく割安であり、今年はH株がA株に追いつこうと上昇する機会があると言える。現在のA株の価格評価はまだ高過ぎではなく、見通しもまだ良い。しかしながら、昨年よりも価格変動が増加し、更に多くの業界で調整が出て来ると思われ、投資家はより注意が必要となる。

量的緩和終了と原油価格下落が有利に

中国株式の割合を増やすべき理由の4つ目は、アメリカの量的緩和(QE)終了と原油価格下落の2大要素であり、ともに中国にとって有利なものとなる。量的緩和終了はアメリカ経済の状況が理想的であることを反映しており、中国や輸出に頼るその他の北アジア諸国にとって有利となる。中国も石油やその他商品価格下落によりメリットを享受する。ロシアやブラジルなどといった原油価格下落の影響を受けるエリアから中国やインドに流入する資金の流れは継続すると思われる。

もちろん、投資家が中国株式の持分を増やす際に、銘柄選択に注意を払うべきで、マクロ要素から業界を選び、同時に個別企業の優劣も見て、その中から好機を捉えていきたい。

低い価格評価、見過ごされている優良株を発掘し、率先して、中国の改革と構造的な調整の過程で出て来る機会を取っていきたい。しかし、この投資は他の投資家が着いてきて最大の成果を得られるものであり、長期的な投資家に適している。

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