ETFを選ぶ際にはまず発行体選びから - 香港カラフルFP

Home »  マーケット・ニュース »  ETFを選ぶ際にはまず発行体選びから

ETFを選ぶ際にはまず発行体選びから

近年の世界金融市場における変動が大きくなってきており、投資家に試練をもたらしているが、上場投資信託(ETF:Exchange Traded Funds)が発展する一助にもなっている。昨年の香港と世界のETF市場は共に良いパフォーマンスをあげており、投資家がETFをより広範に利用した資産配置を行っていることを反映しており、この流れは持続するものと考えられる。

投資ポートフォリオに適した資産を探すにあたり、リスク許容度と財務ニーズなどの要素を考慮する他に、投資家自身の投資スタンスを見る必要がある。ブラックロック社が昨年に行った調査によると、約42%の調査対象となった香港人が投資時に自分自身だけで行うことを考えており、香港の投資家はおしなべて独立思考を有していることを示している。この種の投資家にとっては、ETFは投資ポートフォリオを構築する上で、その選択肢の中の一つになりえる。

ETF上場投資信託とインデックスファンドの特徴は、分散投資、幅広いカバー範囲、効率的、迅速な売買、高い流通性と高い透明度などの多くの長所を挙げることが出来る。その中でも幅広く資産を配置出来る特性は、投資家にとって市場の大きな流れがもたらす好機を捕まえることを可能にしてくれる。

ここ数ヶ月に上昇基調となったA株を例にとると、投資家は中国A株ETFを利用することが出来ます。市場全体または特定資産種別毎を投資対象とすることが出来、分散投資によるリスク軽減も可能とします。その為、投資ツールとして十分に優れたものであると言えます。

ETF上場投資信託は近年香港でも徐々に普及してきており、香港のETF取引量も増えており、ETFの認知度が高まっていることを反映している。香港証券取引所(0388)の資料によると、香港におけるETF市場は先月単月で日平均取引142.4億香港ドルを記録し、前月比で1.26倍と急増している。2014年通年の日平均取引金額でも47.3億香港ドルとなっており、前年比27.7%増となっている。マーケットの時価総額は過去1年で20.1%上昇しており、576.3億香港ドルの資金が純流入したことになる。

ミューチュアルファンドに勝る成長だった昨年のETF

世界ETFマーケットの昨年の成長もミューチュアルファンドに勝るものであり、ETF上場投資信託には資金流入の最高金額を記録した。ETFを主とする世界のETP (Exchange Traded Products)マーケットは、2014年に市場流入金額3000億米ドルの大台を突破し3306億米ドルの市場最高金額となった。資産管理規模で見ると、世界のETP市場は昨年末に既に2.78億米ドルにまで上昇しており、アジア太平洋地域のETP市場も初めて2000億米ドルを超えた。

※ETP (Exchange Traded Products)
ETF上場投資信託の他に、商品・コモディティの指数に連動するETC (Exchange Traded Commodities)、特定の指数に連動する証券ETN (Exchange Traded Notes)の3つをまとめてETP (Exchange Traded Products)と呼ばれます。

保有銘柄の公開透明性に要注意

より多くの投資家がETF上場投資信託を通して海外マーケットに出て行くことにより、世界のETFマーケット成長を直接的に進めており、投資家が幅広くETFを利用した様々な投資戦略を行うことも、ETFマーケットの発展を加速させている。投資家は現在、ETFを単一マーケットで多角投資する投資ツールの一つと見るだけでなく、それと同時に、ETFを購入後にも保有し続ける投資とも見ており、戦略的資産配置、戦術的な投資戦略の一部分となっている。ETFが投資ポートフォリオの中で重要性が上がり続ける中で、いかにETFを選択するか分かっておくことも重要となっている

発行体を厳選することもETF上場投資信託への投資における重要要素の一つである。投資家は必ず実績を有する発行体を選択し、同時に、発行体からの保有銘柄とそのパフォーマンスの公開透明性にも注意する必要がある。これは、投資家に十分な情報を与え、投資家がその投資戦略を調整することが出来、時機に応じた理想的な投資を実現することが出来る。

香港カラフルFP
さあ、自分年金をはじめよう!
今日から始める海外投資講座