アジア債券投資の筆頭は中国とインド - 香港カラフルFP

Home »  マーケット・ニュース »  アジア債券投資の筆頭は中国とインド

アジア債券投資の筆頭は中国とインド

米国における利上げ予測が最近は時に高まり、時に弱まり、マーケットを右往左往させている。しかし、別の角度から見ると、先進国マーケットにおける通貨政策の違いが拡大しており、長期的な投資家にチャンスを生み出している。アジア債券は固定収益において魅力的な選択肢であり、中国とインド企業の再建が特に良い評価を与えることが出来る。

アジアのマクロ経済環境が良好であり、政局も安定しており、経済成長のスピードも世界でも速いものとなっている。近年における多くの国で進められている構造改革が、アジアの長期的な成長見通しに対する信頼を高めている。この他、原油価格の下落がアジアのエネルギー輸入国の経済成長に助けとなり、インフレ圧力を緩和し、政府の経常赤字とエネルギー補助を軽減する結果となっている。また、中央銀行にとっては、更なる量的緩和を進める余地を広がっている。

各国の利下げ・量的緩和で債券に有利

アジア各国の中央銀行はこの頃相次いで利下げを実行している。例えば、中国とインドで過去半年に2度利率を下げている。インドネシアとタイでもこの頃利下げサイクルに入り出した。昨年2度の利下げを行った韓国に至っては、今月11日に突然に基準利率を1.75%の史上最低まで引き下げた。また、日本とヨーロッパの中央銀行は共に量的緩和政策を採っている。アメリカが既に市場政策を終了し、恐らく今年の内に利上げを開始しても、世界的には資金が相当あり、投資家が利回りを求める局面は持続し、アジア債券は自然とその恩恵を受けることが出来る。

今年の(日本・豪州を含む)アジアのハイ・イールド債のデフォルト率は昨年の3.9%から2.9%に下落すると予測されている。中国、日本とヨーロッパの中央銀行が共に量的緩和政策を採っていることを鑑みると、アジアにおいて、充分の流動性が確保されるだろう。

収益率と価格の面を見ると、アジア債券は先進国市場の債券に比べて魅力的である。アジア債券の過去5年における、リスク当りのリターンは1.5倍を超えている。これは、アメリカ債権と新興国市場債券に勝っている。比較してみると、アジアを除く新興国市場の債券利回りは見劣りはしないものの、直面するリスクが比較して大きい。地政学的リスクが不明朗であるという要素の他に、原油価格の下落が石油輸出新興国のマクロ環境を悪化させており、関連地域の債券デフォルト率が上昇圧力に直面している。

インドの経常赤字が下降の流れ

アジアには改革の機会に満ちており、経済見通しとインフレ等のマクロ条件はともに明らかに新興国市場全体よりも勝っている。アジアにも発展し成熟した市場を有し、地区内の債券種類も幅広くある。この変動するマーケットの下で、固定収益投資ポートフォリオにおいて、アジア債券の割合が増加させ、収益を高めることが出来る。また、高いリスクを取ることを避けることも出来、一挙両得と言える。

中国とインドは同様に量的緩和政策と豊富な改革テーマを有しており、投資適格債券とソブリン債は良い見通しが出来る。インドを例にとると、モディ首相が昨年高い支持率で当選した。モディ首相のリーダーシップのもと、インド経済は改革転換期に突入しており、商品価格の下落も経済の更なる改善をサポートしている。インドの今年の経常赤字は約1%にまで軽減すると予測される。改革の勢いも力強く持続し、インド企業の米ドル債には留意をしておきたい。

香港カラフルFP
さあ、自分年金をはじめよう!
今日から始める海外投資講座