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ヨーロッパ株式で配当収入チャンスを捉える

ヨーロッパの株式市場は近年に変動が少なく、配当で収益を得る良い選択肢となっている。また、中央銀行が大規模な量的緩和を行っている。ヨーロッパ経済が回復ペースを速め、企業利益予測も上方修正されるといった有利な条件が揃い、ヨーロッパ株式には見逃せないチャンスを見ることが出来る。

ヨーロッパの多国籍企業は世界各地で行う業務は、世界的にも第一級のものであり、その多くが優秀なオペレーションモデルといった優れた品質を擁している。その為、低成長の環境下でも成長チャンスを捉える能力があり、変動に遇う際に外から来る変化に抵抗出来る。そのゆえ、現在のギリシャ債務問題の避難先として見られている。

配当収益率の面から見ると、ヨーロッパ株式は先進国の株式市場でも上位に位置している。今年3月末までの資料によると、MSCIヨーロッパ指数を構成する株式の平均配当利回りはまだ3.3%あり、MSCI世界指数構成銘柄の平均値である2.5%を上回っている。また、投資適格にある債券のイールドよりも明らかに高いものとなっている。

ヨーロッパ企業の利益見通しが好転し、ヨーロッパ株式の今後の配当成長に期待を抱かせている。今年の第2四半期に入る際に、ヨーロッパの利益予測に調整があり、ついに2010年以来で初の上方修正となった。また、他のイベントも関連する状況が更に改善が進んでいることを示している。

企業の利益予測の上方修正

ヨーロッパ中央銀行が量的緩和政策を実施し、域内企業にとって非常に有利なビジネス環境を提供している。最近のユーロ圏の通貨供給の上昇は、景気を表す先行指標となっている。量的緩和は企業の借入コストを引き下げる一助にもなっている。銀行によるクレジット供与の増加に伴い、ヨーロッパ企業はこの機に低コストで債券発行、または借入を行うことが出来る。

ユーロ安と原油価格低迷もヨーロッパ企業の利益見通しにとってプラス要因となっている。ヨーロッパの上場企業の現在の収益の中で、その半分超がヨーロッパ域外からのものとなっている。持続するユーロ安はこれらの企業の業績に有利なものであり、低い原油価格という環境も同様に企業利益にプラスとなる。これら要因により、ヨーロッパ企業の今年の一株利益は平均約10%の成長となると予想される。

投資家によるヨーロッパ株式への資産配分は低い

投資家が保有する量は低く、価格も相対的に低く、ヨーロッパ株式は魅力的なものとなっている。今年にヨーロッパ株式が顕著な資金流入を記録しているが、投資家による配分は2007年の水準から見るとかなり低い。その中で、投資家の多くはヨーロッパ株式の比重は低い。ヨーロッパ経済と企業利益が好転するにつれ、ヨーロッパ株への資産配分が低い投資家を排除しないことで、更に多くの資金がヨーロッパ株式へと回流するであろう。

株価に目を向けると、ヨーロッパ株は債券に比べると遥かに安値となっており、米国株と比べても安くなっており、中期的には価格上昇の潜在力が見てとれる。短期的には、ヨーロッパ域内の一部国家の政治的な見通しは明るくなく、マーケットは変動を繰り返すとみている。しかし、投資家はマーケットで安値を付けられている株式を見つけることも出来ると考えられる。

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