【アジア株式市場レビュー】中国・インド・韓国マーケットは引続き良い見通し - 香港カラフルFP

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【アジア株式市場レビュー】中国・インド・韓国マーケットは引続き良い見通し

時間が経つのは速いもので、2015年も既に半年が過ぎようとしている。この期間におけるアジア株式市場の動きは好不調がともにあり、北アジア市場は総じて東南アジア市場を上回っている。ここから下半期の展望を見てみると、アジア株式市場は更に成長サポートが期待できるものとなっている。中国と韓国という2つの北アジア市場、そして南アジアのインド市場は共に引き続いての好調が期待できる。

中国株式市場のここ半年は、人々を驚かせる上昇を見せた。ブルームバーグの資料によると、上海総合指数(SSEC) は今年の当初5ヶ月で既に43%近く上昇し、世界的にも一番の上昇を見せた。また、中国A株の今年1月から5月までのリターンは、明らかにその他のアジア株式市場、香港H株のリターンを20%近くも上回っている。

良い見通しの中国株式市場

中国が押し進める構造改革には投資家は信任しており、これがこの度の中国株式が上昇市場となった主要な要因である。マーケットは今後12ヶ月で更に一段階あがり、中期的な見通しは楽観的なものであると思われる。

政策面から見ると、中国政府は現在、安定成長とテールリスクの低減に注力し、景気刺激策により、新たな成長サイクルに入ろうとしている。現在の趨勢は中国は成長鈍化に突入し、サイクル性変動が比較的小さい時代に入ろうとしている。これは株式市場に更に安定成長の見通しをもたらし、安定性、長期成長の潜在力を有する企業は更に良い見通しとなろう。

香港H株の中において、一部の銀行株、不動産デベロッパー、新エネルギー関連銘柄は依然と投資チャンスを備えている。また、中型株、小型株も同様に留意に値する。

インド経済の見通しも良好

今年3月までの資料によると、インド株式市場は世界で第11位、アジアで第5位となっており、1兆62百億米ドルを超える時価総額となっている。また、マーケットは奥深く、また幅広くなっており、各種の投資機会とテーマを求めることが出来る。

中国と同様に、インドも改革テーマを豊富に兼ね備えている。インド株式市場は昨年既に上昇を見せ、今年は相対的に弱いものの、当初5ヶ月の米ドル建てでは僅かながらリターンが出ている。しかし、改革が徐々に成功するにつれ、株式市場に更なる推進力を与えるであろう。

経済成長のスピードが回復上昇していることも、インド株式市場の見通しに有利に働いている。年初から現在迄、インド中央銀行は3度の利下げを行っており、今月初旬で既に標準利率は7.25%まで下がっている。インドの経済成長は今年、来年の2年で持続して好調と予測されており、加速するインド経済成長の恩恵を受ける株式銘柄は更なる上昇が見込める。

MERSにより安値の韓国株式

韓国では中東呼吸症候群(MERS)が発生しており、韓国株式の市場ムードに対する影響を免れ得ず、人々は韓国経済への打撃を心配している。しかし、韓国の中央銀行は既に0.25%の利下げを1週間前に行い、昨年8月以来の4度目の利下げとなっている。これで、基準利率が1.5%という歴史的水準となり、MERSが韓国経済に対して与える衝撃に応対しようとしている。

MERSが韓国に与える困難はいつ無くなるのかは、まだ分からないが、MERSの拡散状況をコントロール出来れば、韓国経済に長期的な影響を与えるまでにはならないだろう。韓国株式は現在非常に安値となっており、欧米経済の回復ペースが加速するにつれ、韓国の輸出にとって、有利となる。中国と韓国は今月頭に中韓自由貿易協定を正式調印し、両国経済にとり、長期的なメリットをもたらし、韓国株式に多くの投資機会をもたらすであろう。

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