変動続くマーケットでも抵抗力を持つヨーロッパの優良配当株式に焦点 - 香港カラフルFP

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変動続くマーケットでも抵抗力を持つヨーロッパの優良配当株式に焦点

ヨーロッパ中央銀行は大規模な量的緩和措置を実施し、景気回復と株式市場のサポートを行おうとしている。ヨーロッパ域内には多くの優良配当株式があり、マーケットの変動にも対抗でき、配当収益を得られる良い選択肢であるとなっている。保険と不動産といった金融関連株、通信、公共事業などにおいて、お宝銘柄を探し出せるチャンスがある。

先進国の株式マーケットにおいて、ヨーロッパ市場は配当収益率や株価において優勢にあり、様々な業界の優良欧州企業の多くが、持続した経済回復の恩恵を受け、安定した成長潜在力と、配当をもたらしており、変動するマーケットにおいて、下落に抵抗する力を比較的有している。最近のギリシャ債務危機が引き起こした世界的な投資マーケットにおけるショック、アメリカの利上げペースが明確でなく、マーケットで持続する変動も免れ得ない状況に面する中、これらのヨーロッパの優良な配当株式はさらに魅力的であると言える。

しかし、ヨーロッパ配当株式の数も多く、次の選考基準5つを参考に、最も優良な配当株式を探し出していきたい。

ヨーロッパの優良配当株式を見極める5つの選考基準

【1】配当収益率が高く、配当が安定している株式銘柄を選ぶ。
上場企業の配当と株価は上昇もし、下落もする。今年の配当が多いとしても、それは今後も高い配当が続くということを表しているのはない為、現在の収益率を見るだけは不十分である。必ず企業の配当政策に留意し、配当の安定性と持続性とのバランスも見ておく必要がある。

【2】同業種の平均水準よりも高い配当成長率の優良株に投資する。
配当株への投資は長期における保有となり、配当の潜在成長率は無視できない。期間経過により配当が増加することで、株価水準が当然ごとく高くなることが期待できる。

【3】株価を低く評価されている株式を選ぶ。
投資家が優良配当株を新たに評価するに際して、株価は上場することとなる。この機会に先んじた投資家は、配当と株価上昇による収益を得ることができる。

【4】コーポレートガバナンス、競争優位を有し、財務状態も良く、安定した利益の優良企業を選ぶ。

【5】配当削減リスクに面し、直近の配当リターンが低く、株価変動の高い株式銘柄を避ける。

保険と不動産が有望か

この他に、景気と業界の変化サイクルの中で、優良配当株式の基準となる企業は時とともに変化する。その為、投資家は臨機応変な投資態度を有し、マーケットの変化に応じた、調整を行う必要がある。目下のヨーロッパ市場の形勢では、保険と不動産等の金融関連株式、通信、公共事業といった業界の中から、比較して優良な配当株を探し求めることができるとみられる。

ヨーロッパの金融銘柄株式は数年前に配当削減リスクに面していた。しかし、現在では、企業全体の財務状況は既に大幅な改善を見せている。特に保険と不動産業界は、2015年のフリーキャッシュフロー収益率と配当収益率が市場水準よりも明らかに高く、期待することができる。

ヨーロッパの公共事業株式も、数年前に減配の状況にあったが、多くの企業が業績回復、安定配当に戻っており、株価もまさに上昇してきている。配当リスクが増えてきている工業株や近年価格変動が大きく増加している原材料とエネルギー株は、慎重にならざるをえない。

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