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低金利環境が続き、アジア債券は更に上昇の見込み

いつのまにやら、米国FRB(連邦準備制度理事会)による量的緩和終了からちょうど一年が経過した。しかし、政策金利の正常化がいつとなるかは不明確なままとなっている。現段階で唯一確かなことは、米国の利上げペースが緩やかになる見通しだ。この低金利環境において、アジア債券の利回りは比較的良く、且つアセットクラスを満たした着実な選択肢として、多元化ポートフォリオにおいて不可欠となっている。

実際のところ今年9月・10月と、FOMCでは金利据え置きの決定が下され、政策金利維持はハト派への傾向を示すことから、今回米国が政策金利を正常化する際、非常に慎重に、暫定的な通貨政策を採択する可能性を示唆している。

利益率はなお割安

米利上げが年末となる可能性があるとは言え、近月の資産価格の動きを見ると、マーケットではすでに利上げが来年へ後倒しとなる予想があることを反映している。たとえ米利上げが始まっても、同時に堅調な経済データによる下支えがあり、かつFRB内でハト派の言論の足並みが揃っていれば、米利上げによるアジア債券市場へのダメージは短期的なものにとどまると予想される。また、中国や欧州、日本などの多くの国々の中央銀行が金融緩和を継続すると見られ、加えて世界のインフレは低水準となっている事から、全世界の投資市場が完全に低金利時代を脱するには、まだ時期尚早と言える。

低金利環境が続き、世界中で人々の高齢化も日に日に顕著となる中、投資家は次々と投資収益を求め、魅力ある収益チャンスも希少となってきている。アジア債券は現在でも安定して年利4%を上回っており、確実に理想的な収益を得られる選択肢と言える。アジア地域の政治も比較的安定しており、それぞれの国々で改革が推進される際には半分の労力で倍の成果をあげられるチャンスもある。経済全体が安定した成長を続け、アジア債券市場の先行きを押し上げている。

アジアの多くの国々では近年次々と改革が行われ、著しい構造改革を実現している。またいずれも中・長期的な措置が遂行される予定で、精力的に改革が推し進められている。これらの経済改革はアジアの長い経済発展に役立つ他に、更に各格付け機関にアジア各国の信用等級引上げを促すことになるだろう。

中国・インドの投資適格級債権は楽観視

現在10の主要なアジア諸国では、投資適格の信用格付けを得ている。アジアの多くの社債も投資適格に属している。保守的な投資家に相応しいだけでなく、投資ポートフォリオ全体でリスクの高い株式と組合わせると相互補完作用を発揮します。

マクロ経済面では、アジアは金融政策緩和のサイクルにあります。近年では中国、インド、インドネシアが金利を引下げています。また、中国は先月末にも金利引下げ、預金準備率も引き下げ、市場の流動性を大きく増しています。

アジアの経済成長はまだ比較的強いですが、多くの国で対GDP比でみる債務と財政負担は一般的に低く、財政状況は多くの先進国よりも理想的な状態となっています。また、この頃、インフレ圧力が落ち着き、商品価格が下落していることで、アジア各国の経常収支を改善する余地をもたらしています。

現在のアジア債務がもたらす収益とプレミアムを測ってみると、いくつかの国のソブリン債と投資適格級債権は魅力的です。中国、インド、インドネシアの投資マーケットも多くの機会を備えています。

中国本土の金融と不動産企業の投資適格債を例にとると、中国中央政府の相次いでの金利・預金準備率の引下げによるメリットを享受できる。また、住宅市場が徐々に改善が見られている。これにより、1級都市に特化する不動産デベロッパーが発行する投資適格社債は、まだ楽観できる。

また、インドの投資適格債も、良いリターンを提供してくれるでしょう。

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