インド、インドネシアが牽引 消費力上昇でアジア株式は引続き明るい見通し - 香港カラフルFP

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インド、インドネシアが牽引 消費力上昇でアジア株式は引続き明るい見通し

世界経済の成長ペース鈍化への疑念が投資マーケットを困惑し続け、潜在成長力が力強いアジアもその影響を受けている。しかし、実際にはアジア経済はまだ良好であり、アジア域内の消費力は上昇が期待され、多くの投資チャンスが提供されている。株価とテクニカル投資分析から見ると、アジア投資市場は典型的な投資シグナルを発しており、その中でもインドネシアとインドがともに投資先として、頭一つ高く抜き出ている。

ここ近年はアジア経済の成長ペースが確実に減速していることは否定することはできない。国際通貨基金(IMF)やアジア開発銀行などといった多くの国際金融組織は続けてアジア地域における経済成長予測を引き下げてきた。投資マーケットの認識も同じであるが、アジア経済の成長幅は依然と世界的にも最も大きいものになるとみている。

国際通貨基金(IMF)が先月発表したアジアと太平洋地域の経済展望レポートにおいて、アジア経済のパフォーマンスはアメリカ、ヨーロッパを始めとする世界の他地域を上回り続けるとしており、今年、来年2年のアジア太平洋地域の経済成長は僅かな減速となる5.4%となると予測している。力強い労働市場とエネルギー価格下落のサポートを受け、アジア地域内の消費はその経済成長の主要な動力となろう。

中産階級の増加が消費経済に好影響

アジアにおける長年の経済成長により、アジア域内消費者の可処分所得が絶えず上昇しており、また、中産階級人口もますます増加しています。ASEANアセアンを例にとると、アセアン諸国の中産階級は約1.5億人に達しており、人口の4分の1を占めるまでになっています。中でもインドネシアは6100万人を中産階級人口として有し、アセアンで最強の消費国となっています。国際通貨基金(IMF)が昨年5月末まで行った予測でも、インドネシアは2013年から2033年の20年間で、一人当たり消費は累計で1.5倍を超える伸びを見せるとみられている。

アジアにおける中産階級が日々増えることにつれ、多くの業界において給与水準も上昇しており、消費力の上昇は持続するとみられる。商品とサービスに対する需要の増加は、サービス業と内需主導型企業にとって、有利に働くであろう。これらの恩恵を受ける企業の多くはマーケット指数を構成する銘柄となっておらず、株式インデックスに縛られない柔軟な投資戦略が効果的になろうと思われる。

米連邦準備理事会(FRB)が年末前に開始するであろう利上げに直面して、アジア株式市場は短期的に変動に見舞われることは免れないであろう。しかし、利上げペースは穏やかであれば、アジア株式投資のリターンには有利に働くであろう。

アジア株式の現時点の株価水準は、投資マーケットに充満したネガティブなムードを反映したものとなっている。経験的には、こういった状況となった後の12ヶ月間において、株式市場においてリターンを得れる大きなチャンスが存在する。これと同時に、現在の投資家はまったく冷ややかであり、防衛的な投資スタンスを採っており、大きく逆転する好機ともなっている。まさに、資金を投下し、バリュー投資とリスク投資の機会を狙うチャンスである。

インドの制度改革は需要を喚起

アセアンの株式市場が早くに大きな調整を迎えた後、既に新たな投資チャンスは出てきている。インドネシアは消費による成長というテーマを有しているだけでなく、インフレ率はここ数ヶ月持続して下がっており、利下げの余地がみられる。

この他、インド株式市場も引き続き期待できる。インドは人口構造が明らかに優勢であり、マクロ経済も安定している。インドにおいて改革を実行するにあたり政治的な障害には面しているが、経済改革の趨勢は逆戻りするものではなく、改革は最終的には経済成長を支える動力となり、潜在需要を解き放つこととなる。その際には企業利益と株価は共に上昇する見込みであろう。

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