世界で拡大する政策の差 新年の投資でリターンを狙う3つのヒント - 香港カラフルFP

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世界で拡大する政策の差 新年の投資でリターンを狙う3つのヒント

年初めは、今年1年の投資プランを検討する時期ともいえます。米国が利上げサイクルに入るにつれ、世界の中央銀行による金融政策の相違が更に拡大しています。加えて多くの主要なサイクルも足並みが揃わず、市場では変動相場が続く可能性が懸念されています。投資家としては、以下の3つのヒントから資産配置を見直すことで、現在の複雑な金融環境からリターンを得る参考になると考えられます。

まず、投資家は収益源を分散することで、市場の変動がもたらすリスクをコントロールする必要が有ります。投資市場はこれまで変動が続いており、過去の長期パフォーマンスと比較すると、現在の市場は依然として中級程度の変動の中にあります。また、ブラックロック及びトムソンロイターによる2015年11月までの統計によると、世界の株式市場や、債券やコモディティなどの主要な資産分類の変動率が、いずれも昨年の高水準から大幅に下落しており、現在の水準はここ20年の中央値に近づいています。
  

分散投資でマーケット変動に対抗

しかし、誰とて相場変動の威力を看過する事はできません。特に、短期変動がそう言えます。2015年の例では、ユーロ圏の債券市場では昨年5~6月に大幅な変動がありました。また、中国株式市場では昨年6月と8月に急激な調整が見られました。投資家にとっては今なお生々しく記憶されている出来事でしょう。

あらゆる形跡が示しているのは、継続期間が比較的短いながらも極端に変動する市場は、より頻繁に変動が起こる可能性があるという点です。

潜在的な短期変動リスクに対し、分散投資はより良い方策と言えます。たとえ安定的な収益発生の追求が主要目標であるとしても、収益源の多元化も求めるべきでしょう。アメリカの利上げペースが予定通り進むと推測した場合、低金利時代は依然として一定期間継続する事になり、2016年に理想的なリターンを得るのはなかなか容易ではありません。このため、収益源を広げ、異なる資産クラスからなるポートフォリオを組む事が、2016年に適合する投資策略の一つとなるはずです。

医療・テクノロジー銘柄に注目

2つ目に重要な資産配置のヒントは、低リターンの環境下で成長チャンスを探すことです。ここ2年、大部分の資産クラスの価値が再び下がることが無くなりました。先進国における経済成長はスローダウンし、中国の経済成長も鈍化しています。加えて世界中がインフレ圧力を受けているなど、株式であれ債権であれ、穏やかな投資リターンにとどまっています。

これらの傾向は今後も続くと予想しており、より多く成長チャンスを発掘することがリターンを高めるための重要ポイントとなります。

これと同時に、現代人はますます長寿となり、世界的に人口構造が変化しつつあります。これが人々の日常生活から投資需要にも変化をもたらしています。中でも、医療保健、テクノロジーや環境などのセクターにおいて構造転換が起き、投資家の需要に影響するだけではなく、潜在的な発展が新たな成長リソースになると見られ、注目に値します。

アジア市場が狙い目

3つ目のヒントは、アジア市場に目を向けることです。近年アジアの成長はペースダウンしているものの、依然として世界の経済成長を牽引していると言えます。アジア開発銀行(ADB)の予想では、2050年に、全世界の国内総生産(GDP)の半分はアジアが占めると見ています。この割合は現在と比べて倍に増加することになります。更に重要なのは、新興アジア諸国が長期的に成長できる経済構造の発展に取り組んでいることから、将来性が期待されます。

加えて、現在アジアの株式及び債券市場は構造的な成長の将来性を十分に反映していません。市場には短期変動が現れている事から、かえってマーケットに注目する投資家にチャンスを示しています。

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