現金持出・持込規制 - 香港カラフルFP

投資・金融用語集 投資・金融用語集Financial Words

現金持出・持込規制 - げんきんもちだし・もちこみきせい /

資本流出や為替投機の防止などを目的にした外為規制、マネーロンダリングや脱税防止の為に、多額の現金の持ち込みや持ち出しは制限があったり、申告が必要とされています。

日本における現金持出・持込規制

日本から100万円相当額の現金等を持ち出す、あるいは、日本に100万円相当額の現金等を持ち込む場合は「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を出入国時に税関に提出する必要があります。

財務省関税局 支払手段等の携帯輸出入の手続

http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/shiharaishudan.htm

香港における現金持出・持込規制

香港では為替管理の規制がなく、自由に現金の持出し、持込みを行うことが出来ます。

中国における現金持出・持込規制

5,000米ドル相当額(約50万円)を超える外貨を持ち込む場合、中国税関への申告が義務付けられています。5,000米ドル以下の中国への外貨持込みは申告不要です。
人民元の持込みは20,000元を超える場合に中国税関への申告が義務づけられています。

一方、中国から国外への現金持出しも同様に、5,000米ドル相当額(約50万円)以下の外貨は申告不要で持ち出せます。
人民元も20,000元以下の場合、申告不要で持ち出せます。20,000元超の持出しは制限されています。

外貨持出しにおいて、5,000米ドル相当額から10,000米ドル相当額までの場合、預金銀行にて持出許可証を発行してもらう必要があります。10,000米ドル相当額超の場合は、外貨管理局の許可を受け、預金銀行にて持出許可証を発行してもらう必要があります

参考:中国の銀行における外貨両替・預入・海外送金 (出典:ジェトロ 中国 為替管理制度)
個人が1日1万ドル相当以下の外貨を現金で引き出す場合は、直接銀行にて行える。1日1万ドル相当以上の外貨を現金で引き出す場合は、本人の身分証明書と関連証明書類を外貨管理局に事前に提出する必要がある。

個人が1日5,000ドル相当以下の外貨を現金で外貨預金口座に預け入れる場合には、直接銀行にて行える。1日5,000ドル相当以上の外貨を現金で外貨預金口座に預け入れる場合には、本人の身分証明書、税関の印章のある申請書もしくは本人が預けていた銀行の現金引き出しエビデンスをもって銀行で関連手続きを行う。

外国人が個人の外貨口座から現金を引き出すには、本人の身分証明書が必要。1人1日につき外貨現金を1万ドル相当以上引き出す場合、身分証明書の上にさらに「外国人個人外貨収支状況表」を記入しなければならない。

個人の人民元と外貨の両替は、1人につき年間5万ドルを上限とする。外貨を人民元に両替する際、1人1回につき1万ドル相当以下の場合、直接銀行にて行える。1人1年につき5万ドル以上であれば、経常項目の場合、本人の身分証明書と取引関連証明書類をもって、銀行にて行える。資本項目の場合、外貨管理局の審査許可が必要である。

個人が外貨を国外に送金する場合、送金金額が1万ドル相当以下であれば、本人の身分証明書を以って銀行にて行える。送金金額が1万ドル以上であれば、本人の身分証明書と本人入国外貨所持申告エビデンスまたは預けていた銀行の現金引き出しエビデンスをもって銀行で行える。

出国する場合、1人当たり5,000ドル以下の外貨持ち出しは申告が要らない。1万ドル以下の外貨持ち出しは可能である。

ジェトロ 中国 為替管理制度

https://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/trade_04/

« 投資・金融用語集一覧ページへ戻る