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QFII – Qualified Foreign Institutional Investors 適格国外機関投資家 - キューフィー / QFII - Qualified Foreign Institutional Investors

香港をはじめ、日本やアメリカなどにおいては、海外投資家であっても香港ドル、円や米ドルといった自国通貨を用いて、国内証券取引市場で株式を取引することが出来ます。

しかし、中国本土で取引されている株式は外資流入を規制する為替管理を目的に国内市場において自国通貨である人民元を用いて海外投資家が自由に売買取引することを認めずに制限しています。

中国では、例外的に認定された機関投資家だけが人民元取引での中国本土国内の金融市場への参加や取り次ぎを認めており、その認定された機関投資家をQFII (Qualified Foreign Institutional Investors 適格国外機関投資家) と呼びます。

中国では以前は海外投資家が全くアクセス出来なかった中国証券市場への投資を2003年から海外の機関投資家に段階的に認めていく制度を導入し、一部の機関投資家をQFIIに指定し、条件付き開放を行い、人民元建ての中国本土株(上海A株、深センA株)への投資・売買が可能となりました。

QFII(適格国外機関投資家)による投資対象となるのは、人民元建の上場株式(新株発行を含む)、上場債券、証券投資ファンド、上場ワラントや中国証券監督管理委員会(CSRC)が認めるその他金融商品となっています。

QFII(適格国外機関投資家)として認定されるのは、投資信託会社、保険会社、証券会社、およびその他の資産管理機関となっており、中国証券監督管理委員会(CSRC)から認定を受け、また国家外貨管理局(SAFE)から投資限度額の認可を受ける必要があります。

認定を受けるには資産規模などの条件があり、大手企業でなければ参入しにくい規模となっている。例えば、投資信託会社では、営業年数5年以上、直近会計年度の資産運用残高は100億米ドル以上が条件となっている。証券会社では、営業年数30年以上、払込資本10億米ドル以上、直近会計年度の証券運用総額が100億米ドル以上という条件となっている。

また、一定期間の間は中国国外への送金に規制、一定期間経過後も中国国外への送金および中国国内への入金について制限があるなど、QFII認定を受けた後の運営においても一定の制限が課されます。

QFII(適格国外機関投資家)として認められていない機関投資家や海外の一般個人投資家は、人民元建の上海A株や深圳A株等を売買することが出来ず、人民元建のA株に投資したい場合は、QFII(適格国外機関投資家)に認定された投資運用会社が提供するファンド等を利用することとなります。

人民元建となっているA株と同じ中国企業の株式である、外貨建てのB株や香港証券取引所上場のH株等の売買であれば、このような規制なく売買を行うことが出来ます。

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